空
Facebook田中 宏明さん投稿記事
深い瞑想や内観の中で「自分」というものがどこにも無いと体感することは言葉ではいい表せない解放と喜びを人にもたらしてくれます
自分とは純粋な命であり宇宙に偏在する全てのものと一つであるとわかればその安心は
計り知れません^ ^
ただこの体感がいつ起こるかはそれぞれの人の完璧なタイミングと流れにゆだねられています
たんぽぽが咲き乱れている春の畑の中にもまだ蕾のたんぽぽがいたとしてもいずれ時が来れば必ず花開くのと同じです
さて^ ^これも仮定の話しになりますがこの感覚を感じられるもう一つの道があります
それは医者に「あなたの余命はあと一カ月です」と言われることです(笑)
なんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが少し想像してみてください
あなたがその事実を知った瞬間から確実に消えてしまうものがあります
それは「未来」です^ ^ いつか死ぬと誰もが知っています ただ同時に誰もがそれは明日ではないと思っています^ ^その不確定さが消えて無くなるのです
あなたにはもう「未来」はありませんさぁ^ ^その孤独を思ってください
横でそれを一緒に聞いて悲しんでいた家族やパートナーですらあなたには遥か遠くの存在に
感じるでしょう
彼らには無限の未来がまだあって自分にはそれが無いのですから
彼らと共に生き続けるはずだった自分は近い未来にはこの「世界」には何も存在すらして
いないのです その「恐怖」を想像してみてください
さて^ ^ついでに言えばあなたはあらゆる事に興味を失うでしょう
人間関係にもお金にも自分の所有物や契約事にも人の目を気にして生きてきた自分にも
そしてこの生で自分が必死になってかき集めたあらゆることがとてつもなくバカバカしく
感じることでしょう
ただ、もしかするとその時あなたは今まで感じたことのない「安らぎ」を感じているかもしれません
過去に起こったあらゆる悲しみや喜びもどうしても許せなかった人や出来事ももはや、あなたにはなんの関係もないからです
「未来」が消えた時同時に「過去」も消え去ります
あなたは小さな子供だった時以来ずっと忘れていた「今」に帰ってきたのです
未来への期待も過去への執着もないいつも真っ白で純粋なこの「今」に^ ^
そんなあなたには「今」目の前に注がれたお茶の香りと温かさがとてつもない奇跡に感じられます まるで魔法を かけられたかのように 今までとは全く違って感じられるのです
それは「不思議」で満ちていますお茶も器もその温かさもその一つ一つが目の前に存在して
いるという事がとてつもなく不思議で新鮮に感じられます
それは遠く忘れていた「子ども」の頃の記憶であり「今」を生きるという奇跡の力なのです
未来と過去に縛られている間は誰も「今」を生きることは出来ません
目の前のお茶はすでに「知っている」過去の延長でありその香りも温かさも飲む前から「わかっている」のです
この「当たり前」という呪いが解けた時あなたはこの「地球」という星に命として存在
している全てのものがとてつもない奇跡だったことを思い出します
そして夜空を見上げれば広大な宇宙の中に無数の星が見えます
「あなた」という区切りなど些細な幻であったかのようにあまりにも存在は広大です
その圧倒的な宇宙の広がりを本当に感じてしまった時あなたは広大な存在の海に還っていく準備が整ったことに気づくでしょう^ ^
「自分」は生まれる時も死ぬ時も一瞬たりともこの「存在」から切り離されたことなど
無かったということに必ずあなたは気づくでしょう
その気づきの中であなたはまた「子宮」に戻っていくのです
もう少し正確に言えばあなたは常にその存在の「子宮」の中で愛され育まれていたことを思い出します
さぁ^ ^もはやあなたは一人であることは不可能です
あなたは宇宙すら内包する存在の一部でありそれそのものなのですから ね?^ ^
どんな人も必ずその「安心」に辿り着くように創られているのです
だから今地球で生きているあなたがどんな状況でも必ず「愛」に帰ることが出来ます
だからもう少しだけ安心して生きてください もう少しだけこの宇宙を信頼して生きてみてください 僕たちは いつも愛の中に いるのですからワハハ🌈らぶ💓
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自分史その2
和多志の人生での出会いの特徴はキリスト教と心理療法です。
NLP,スリーインワン、ブリーフセラピィ、催眠療法、キネシオロジー、認知療法、ユング(箱庭中心)、アドラー其の他いろいろ学び、それなりの資格も習得しました。
心理療法こそ 過去を清算し未来に空を生む方便です。
人生で出会ったものを他者のために生かすことは 「生かされてきたことへの感謝とお返し」であり、自分の人生の統合でもあると考えました。
次の働きの場を心理健康オフィスに選んだ理由です。
他者の援助をするためには是非とも自分をクリァリングする必要があります。
その為に必死で一人セッションを続けました。
一番大きなトラウマである デビルチャイルドのスタックポイントを解放したときに 身体が立っておれないほど振え 鮮やかなアメジスト色の光が輝き、次いで白昼光が輝き(二回繰り返しました)次の日やや鈍い光の繰り返しを見ました。
それから霊現象がはじまりました。
すべてに紫光が見え始めました。、(目を閉じたときの紫光は 平安そのものでしたが
マゼンダーやライトグリーンの光も見えました)
基底部から(前につんのめる様に) エネルギーがあがり続けました。
それは心地よい体験でした。クンダリーニエネルギーが覚醒したわけです。
それから白くて透明な歪んだ像が見えたり 目を覆いたくなるような苔むした 醜い蛇(龍?)やサソリが見えたり 事物の裏に色々な像が見えたり
美しいコーラスや 自然の音、リズムに乗って 霊のメッセージが聞こえたり
その話の内容は(脳の情報を読むこともありましたが、)和多志の知らない世界のことばかりでした。
毎晩こむらがえりが3,4度起こり始めたのがスタートでした。
心停止が起きたり 歩くことができなくなったり 指がなえて伸びなくなったり 、毎朝 瞼は開けようがなく 指でようやく開ける状態でした。
霊現象は書き上げればきりがありません。
人知を超えた「死と隣り合わせの不思議な現象」はどんな意味があったのでしょう?
心理健康オフイスを通しての人生へのお返しより 霊的な戦いのほうが 和多志の真実のライフビジョンかと思ってしまいました。
(顕在意識の意図を超えて起こってしまいましたから)
霊現象は同時に激しい魂の嘆きを伴うものでした。
ダンワールドの主宰するセドナ瞑想旅行に参加したことがあります。
(ダンワールドの指導者資格、マスターヒーラー資格も取得しています。)
ベルロックに足を踏み入れた途端 跪きたいような畏敬の念と嘆きが起こり涙を流し続けてしまいました。
かの有名なグラウンド・キャニオンにも行きましたが 大した感慨もなく 、シナイ山の勇壮さを偲んでしまうほどでした。
ダンワールドではダイナミック瞑想をしながら 魂の吠える嘆きを嘆き続けました。
魂の嘆きの意味を知ることこそ ライフヴィジョンを捉えなおすことになりました。
和多志が得た結論は 今世のライフヴィジョンとも重なるヴィジョン。
「木を植えた男」のように、「ヨブ」のように ヒーリング活動をしていくことです。