第27番札所 年木谷観音堂(としきだにかんのんどう)
2024.09.14 10:31
●入り口
町道(1車線)を下り、右手へ湾曲する広場から、山手の路地を入る
広場に出て、正面の天満宮石段を登る
●札所堂宇
石段が導く天満宮への登り口左手(北)に建つ
●安置仏
本尊(中央)十一面観世音菩薩
脇尊(前列)
左側/薬師如来:石碑1928年寄進
右側/大日如来:石碑1931年寄進
脇尊(後列右から)
薬師如来:石像
大日如来:石像
弘法大師
不動明王
●歴史
この堂宇は、西國霊場33漢音巡り(1914年開山)の納め札所でした。
背後の天満宮鳥居の東側(右手)の竹林には、江戸期の高僧の墓碑が散在しています。
堂宇先の廃墟が、往時の修験僧の末裔が居住されていた庵跡であるかもしれません。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「26番」の所に、巡礼の証しとして書き写していきます。
●近くの史跡
1.年木谷窯跡(1号・2号・3号)
場所
1号窯/26番・27番札所の間の町道沿い
2号窯/札所下の広場/写真
3号窯/札所の西側400mの森の中
稼働
1号窯/1776年~明治初期
2号窯/1876年頃
3号窯/1650年頃~明治末期/江戸期の有田皿山を支えた「泉山登り」と呼ばれた
●第28番札所への道案内