第31番札所 法元寺鬼子母神堂(ほうげんじきしぼじんどう
2024.09.10 11:52
●入り口
町並み保存の表通りを下り来て、有田郵便局の手前の1対の石碑から入る
●札所堂宇
●安置仏
本尊(中央)鬼子母神
鬼子母神は日本では、安産と子育ての守護神
脇尊1.(左側)妙見菩薩
妙見菩薩は法華宗の守護神
脇尊2.(右側)加藤清正公像
加藤清正公は中世の武将で、法華宗を信心し「南無妙法蓮華経」を座右に置いていた
●歴史
法元寺は日蓮宗寺院で、1624年に武雄領筒江邑から移転してきました。
有田皿山が、陶石鉱の発見で、磁器づくりを目指す陶工の入植が始まった頃です。
従前の法華宗庵は、黒髪へんろ道第85番札所:筒江薬師堂の近くでした。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「31番」の所に、順礼の証しとして、書き写していきます。
●近くの施設
1.有田郵便局
場所
札所の南隣
歴史
有田郵便局は上有田駅前に開設され、その後、札の辻の現有田館の所に移転した
現在地へは1960年に再移転し、町並み保存計画に合せて、町家風に改築された
その改築工事の時に、古九谷様式の色絵陶片が多く出土し「赤絵町遺跡」の本格的な発掘調査が行われた
2.赤絵座
場所
札所前の町並み保存表通りを南へ100m
歴史
1996年の世界ほのお博の後、町並み保存地区の「街あそび施設」として3施設が創設された
残る2施設は、札の辻の「有田館」、泉山防災広場の体験工房「ろくろ座」である
ここは、従前の赤絵付け民家を買い取り、有田赤絵付け組合事務所を併設して運営されてきた
●第32番札所への道案内