パンテーラ・ココセコムほか(フェアレディZ)
埼玉県 からお越しのN様、日産フェアレディZ(RZ34) に カーセキュリティ(パンテーラZ306・ココセコム)・ドライブレコーダー・レーダー探知機 他 をインストールしました。(お客様の承諾をいただいて掲載しています)
カーセキュリティの導入は初めてというN様。「とにかく信頼できるお店を探して」はるばる静岡までお越しいただいた とのことです。
当店を選んでくださるお客様は「信頼できるショップ」という基準でお越しいただくことが圧倒的に多いです。
お客様からの信頼を得て 有頂天になれたらハッピーですが、信用していただいたということは その分 責任も重くなると考えています。
過大な期待をされるのは困りますが、健全な信頼に対して 責任や技術でお応えするのは カーセキュリティショップの責務です。
信頼関係は 構築には時間や労力が掛かるのに、失うのは一瞬で 一度失った信用を回復するのは困難なものです。
よく、不祥事や不正を働いた人や企業が「信頼回復に努める」なんて決まり文句を言いますが、信用・信頼には ATMで出し入れできるような便利さは無いと思うんだけどなぁ。。。
話は本題に移り、今回 N様のご依頼において 特筆すべきは駐車環境です。
普段は 機械式立体駐車場の中でも 車両を載せるパレットが上下左右に動く「パズル式駐車場」に停めるとのことなので、その度に衝撃センサーが反応してしまうのは鬱陶しい。
カーセキュリティの中には、センサーデバイスによる検知のみ 一時的にOFFする機能を有しているモデルがありますが、操作が複雑なのは敬遠されてしまいます。
「センサーをOFFにすることが たまにある」という程度なら、数回の手順を操作しても苦になりませんが「今回は センサーOFFでの警戒操作を簡略化すべき」だと考えました。
以前 問合せを受けた方の中には「他店で施工したセキュリティは 操作が面倒なので セキュリティをセットしない間に盗難された」という経験をお持ちの方がいらっしゃいましたが、操作が複雑だと 面倒くさくなって 結局使われなくなってしまいます。
N様の場合は、そうならないよう「センサーOFFによるアーム(セキュリティ警戒)も簡単にできるものがおすすめ」ということで、パンテーラZ306をベースにシステムを構築しました。
もちろん、パンテーラZ306なら どこで施工しても同じ出来栄えになるわけではなく「複雑な操作をせず 安全に車を守るように 施工・設定を行なった」という次第です。
言い換えれば「このモデルだからこういう動作になる」という 製品ありきの発想ではなく「実現させたい操作や動作があるから この製品に選定した」という 目的思考です。
カーセキュリティと同時に施工した レーダー探知機 と 前後ドライブレコーダー。
ドラレコは カーセキュリティに連動するように施工したので、パンテーラが異常を検知した瞬間に録画を開始します。(セキュリティ・ドラレコの連動は 2つを同時施工する場合のみ承ります)
施工後、N様から「特に操作で困ることもなく、問題なく使えている」という旨のメッセージをいただきました。
駐車環境やお車の使用状況は お客様それぞれで違うはずです。
ということは、提案する製品や施工の仕方も それに合わせてカスタムメイドするのは当然の事だと考えています。(そもそも、エンジニアリングってそういうものですよね?)
一口に「〇〇というカーセキュリティを付けた」というだけでは、ただのポン付けなのか?お客様の希望に合わせたカスタムメイドなのか?は わかりません。
そして「ただのポン付け」を求めていたなら、N様は わざわざ静岡まで来てくださらなかったと思います。