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浜松旅行記その1~戦の舞台、浜松~

2024.12.12 09:10

さあみなさん!お待たせしました!

このブログのメインコンテンツ、旅行記でございます!!!

最近はまとまった休みが無かったり、暑すぎたり、なかなか旅行に行けなかったのですが、この度ようやく行けました!!!

休みができてどこに行くのか、ということで私の候補地としては浜松と青森の二択だったのですが。休みができたのは11月末。

・・・青森、雪とか降ってるんじゃない??

まあ仮に降ってなくても寒いよね、ということで浜松へ行くことにしました。そんなわけで久々の長編となります浜松旅行記、お付き合い頂ければと思います。それでは始まり始まり~



1日目

前日の夜、早起きして始発で行くべきかどうしようかと思いつつ眠りにつくも、今回は浜松ということでアラームをかけるほどでもないなと考えてアラームはかけなかった。

朝。起きるとすでに7時半をまわっていた。のんびり行くことは確定である。いつもの朝のルーティンをこなして家を出たのは8時半すぎ。

大きなトラブルはなく新幹線に乗る。浜松なので今回乗るのはこだま(各駅停車)。のぞみとひかりには何度も乗ったが、実はこだまに乗るのは人生初。

いつものひかりよりはやはり混んでいる。が、まあ座れないほど混んでいるわけではない。


特に事件は起きず、浜松駅へ到着。時刻は11時50分。案外時間の余裕は無さそうである。

駅に着くと改札内にピアノやら電子的な楽器やら色々な楽器が置いてあるコーナーが。そういえば浜松はピアノの工場があることで有名で、ヤマハや河合楽器などはこの浜松にあるのだ。まあ、この旅で音楽に触れるかは分からないが・・・


改札を出て、ホテルのチェックインには早いのでまずは荷物をコインロッカーに預けて、それから・・・恒例の駅ビルトイレチェック!!!

浜松はなかなかの街で駅ビルはしっかりあった。ただ若干構造が分かりにくい気がする。そしてトイレには辿り着いたのだが、広さ、数、綺麗さ、全ての点で微妙・・・

浜松のトイレリテラシーはあまり高くないかもしれない・・・不安な立ち上がりである。

駅には観光案内所もあり、やはりいつものようにそちらに寄ってマップだけ手に入れる。しかし色んな種類のマップがあるのが独特で、家康がらみの周遊マップにロケ地マップ、アニメの聖地巡礼マップなど計4つのマップを取りあえず手に取る。多すぎる・・・

ともあれ浜松城のある方角、駅の北口へ。浜松のご当地キャラクター?の「出世大名家康くん」をかたどった植栽が迎えてくれる。


そういえばなぜ浜松に来たのかを話していなかった。

浜松は家康の拠点の一つで、家康が武将としての働き盛り、いわば全盛期を過ごした場所である。家康は拠点を転々とした武将で、恐らく戦国一かと思われる。大まかな流れだけでも挙げることにする。

岡崎城(出生)→清州城(織田家の人質)→駿府城(今川家の人質)→岡崎城(独立)→

浜松城(勢力拡大時)

→駿府城(今川家を滅ぼした後)→江戸城(北条氏滅亡後、秀吉から転封させられる)→

伏見城(豊臣五大老時代)→駿府城(隠居)


と、こんな感じで転々としている。そして特徴として、家康の居た城は本格的に攻められたことが無い。さすが天下人といったところか。

では家康の大きな戦いは?となると、関ケ原の次に大きな戦いとなったのは「三方ヶ原(みかたがはら)の戦い」であろう。「長篠の戦い」や「姉川の戦い」もあるが、これらは織田との連合での戦い。

三方ヶ原の戦いは織田の援軍もあるにはあったが少なく、ほぼ家康単独での戦いだ。そしてこの戦いは、浜松城近くが舞台。

戦った相手は武田信玄。当時戦国最強と言われた大名である。信玄は上洛を目指して徳川領内を進み、対して浜松城に立てこもる家康。

信玄はこのまま城を攻めるのはまずいと見て、浜松城を素通りする素振りを見せて家康を誘い出して野戦に持ち込み、これを打ち破る。

家康最大の敗戦である。う○こ漏らして城に逃げ帰った戦い、と言った方が世の人には伝わるかもしれない。


そんなわけでこの戦国ドラマ溢れる浜松城、行ってみたいなと。あわよくば戦場となった三方ヶ原の様子も見たい。ということで浜松に来たのだ。

だいぶ戦国の解説に話が逸れてしまったので道中に話を戻そう。

駅の北口に出て家康くんに迎えられた後、お昼時なのでランチの店を探しつつ浜松城の方向へ歩いて行く。

道中焼きたてメロンパンの店があったのでメロンパンを買って食べつつ歩く。かなり美味しいメロンパンだったが、「焼きたて」の割に冷たいのが残念。少し温めてもらえたりすればもっと美味しかったと思う。

ランチだが、今回は名物にはこだわらない。というのも浜松の名物と言えば餃子とうなぎなのだが、どちらもあまり好きではないからである。

餃子は嫌いではないが、微妙な食べ物である。ご飯と合わせるには皮の炭水化物感が強くてあまり合わないと感じる。かと言って、ご飯なしでは物足りない皮の分量なのでどうにもバランスが悪い。あまり積極的に食べたいとは感じられないのだ。

うなぎは子供の頃に骨をひっかけて以来トラウマなので論外。


そんなわけでこだわらずに探しているにも関わらず・・・

店が、無い・・・

そうこうしている間に浜松城に辿り着いてしまった。さあ、どうする、私・・・?

ということで続きは次回。