ZIPANG-10 TOKIO 2020藩主の末裔が営む御屋敷 御花空間のコンセプトは「100年先も変わらない質朴な空間 」2025年1月11日にリニューアルオープン
リニューアルオープンは2025年1月11日
今も大名の末裔が受け継ぐ国指定の文化財「柳川藩主立花邸 御花」
御花に「泊まる」ということは、立花家が柳川と共に紡いできた時間と出会うこと。
松濤園を眺めながら愉しむお料理。船着場から舟を浮かべ、水の音を聞き、船頭の歌に耳を傾ける。そこで出会うのは、かつてここで暮らした藩主あるいは伯爵のある一日。
ときの流れに思いを馳せる。そんなひとときをお過ごしください。
御花が受け継いできたもの
藩主が家族と暮らすために誕生した場所は、100年、また100年と歴史を積み重ね、受け継がれてきました。世代を超え、数々の危機を乗り越え歴史を紡いできた御花は今、次の100年を見据えています。
御花 大広間から眺める国の名勝指定「松濤園」
国の名勝指定「松濤園」の一角
朝日が差し込む大広間に佇んだり、松濤園の池に映る月を眺めたり。御花ではご宿泊されるお客様を対象に「文化財に泊まる」ならではのひとときを準備いたしております。藩主の末裔が営む御屋敷で、悠久のときの流れに心ゆだねて。
朝日が差し込む大広間に佇んだり、松濤園の池に映る月を眺めたり。御花ではご宿泊されるお客様を対象に「文化財に泊まる」ならではのひとときを準備いたしております。藩主の末裔が営む御屋敷で、悠久のときの流れに心ゆだねて。
三柱神社(神前挙式)~御花(披露宴)へ向かう花嫁と花婿を乗せた木舟。
船頭さんの祝い唄に川面のさざ波は煌めき、魚たちまで踊りだす…ある日の柳川・・・
掘割という水路がまち全体に広がり、舟が行き交う水の都 柳川。訪れた季節、そして時間の流れとともにそれぞれの美しい姿を愉しめます。
水と共に生きる柳川
柳川の中心部には、たった2km四方に60kmもの水路が張り巡らされています。柳川市全域ではなんと930kmです。なぜこんなにも長いのでしょうか。それは、もともと柳川の一帯は海だったからです。柳川は日本一干満の差(6メートル)を生み出す有明海と共にある地域です。
掘っても真水を得ることができない地形のため、土を掘り、陸地化してそこに水を流すという仕組みが不可欠でした。水はけをよくするために掘割を作り、掘り上げた土を盛ることによって陸化することで、少しずつ少しずつ、弥生時代より生活の基盤を築いてきたのです。
■料亭旅館を創業してから75周年を機に、新しいロゴマークへ
受け継いできた文化財を守るため、伯爵家の屋敷を料亭旅館にし、明治〜平成と激動の時代を駆け抜けた立花家16代立花文子。2025年は料亭旅館の創業から75周年の節目の年であり、「原点回帰」をテーマに立花家16代の文子が書いた「御花」の文字を使用し、空間や体験と同様に、御花・立花家が受け継いできた歴史・ストーリーを感じさせるロゴマークへと生まれ変わります。
柳川藩主⽴花邸 御花(所在地:福岡県柳川市新外町1 番地/代表取締役社⻑ ⽴花 千⽉⾹)は、かつて藩主とその家族が過ごした歴史ある場所で、400年の歴史を受け継ぎ、今も大名の末裔が営む料亭旅館の魅力を最大限活かした、唯一無二の体験ができる宿として生まれ変わります。
御花 リニューアルオープン
400年の歴史を受け継ぎ、唯一無二の体験ができる宿として
■空間のコンセプトは「100年先も変わらない質朴な空間 」
今回、宿泊棟リニューアルの企画・設計は、UDS株式会社が担当。100年先も変わらない、上質で普遍的な温かみのある空間を目指し、経年変化を楽しめる自然素材や元々御花の屋敷で使われていた布石を石畳やオブジェとして使用するなどして歴史ある場所の「本物の空間」を演出しています。
さらに歴史的に繋がりの深い八女提灯や地場産業の家具等を導入し、その土地らしさも感じられる唯一無二の空間にデザインされています。
エントランスイメージ
ロビーイメージ
エントランス・ロビー・ラウンジ
宿泊者専用のエントランスには、かつて殿様屋敷に使用されていた布石を使用した石畳や地元の石材を使用したサインを配し、ロビー・ラウンジでは、福岡県八女市の伊藤権次郎商店の提灯でつくられた特別な照明や佐賀県諸富町のレグナテック株式会社の家具を導入するなど、伝統工芸や地場産業のプロダクトを取り入れて、空間を設えています。
陰翳と深みのある空間で心が落ち着くエントランス・ロビー・ラウンジにデザインされています。
客室
全20室の客室はそれぞれ個性の異なる8タイプのあり、日本庭園「松濤園」側の客室は国指定の文化財である庭園と建物が眼前に広がり、まさに日本で唯一国指定名勝に泊まれる料亭旅館の魅力が最も感じられる客室となっています。
特別室 黒松(スイート)【文化財ビュー】
松濤園に佇む黒松。松は永遠をあらわす、御花を象徴する樹木です。このお部屋からは100年後の未来にもつなぎたい景色が広がります。
特別室 黒松(スイート)
橙(プレミアムツイン)【文化財ビュー】
夕暮れが美しいお部屋のためこの名がつけられました。また、橙は東庭園にも植えられており、実が熟しても木から落ちず、枝に残るため、1本の木に何代もの実がついている様子から家族の幸せを願う縁起物でもあります。
角部屋 黒椿【ガーデンビュー】
歴史の庭、東庭園で毎年3月には美しい花を咲かせている黒椿。光沢があり優美な花姿で多くの方を癒してきました。芍薬と同じく昔から御花の客室名としても親しまれています。
特別室 蜜柑【ツーベッドルーム】
立花家自ら始めた料亭旅館、御花が軌道に乗るまで文化財を守り続けてきたのは伯爵家時代から育ててきた蜜柑のおかげでした。現在も17代が農園を守り、樹齢88年の樹木も実をつけています。
現在、宿泊予約受付中!
今回、敷地内にあるホテルの全客室やロビーなどを改修し、
2025年1⽉11日にリニューアルオープンを予定しています。
皆様のご来館をお待ち致しております。
お問い合わせ
御花
〒832-0069 福岡県柳川市新外町1
電話:0944-73-2189(代表)
電話:080-2700-0887(宿泊)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
柳川藩主立花邸 御花
三柱神社
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
復活の神様とともに【三柱神社】
神様「感謝しとーよ」「ありがとぉね」❣
二人の仲が元に戻ったけん…⁉お礼に彼を連れてお参りに来たっちゃんよ。
御祭神について
立花家は江戸時代を通じて柳川の地を治めていた大名家であり、中でも初代藩主の宗茂公は、あの豊臣秀吉をして「九州の一物」と言わしめた大名です。
宗茂公は、天下分け目の関ヶ原の戦いで西軍についたことから領地を追われ、一度は柳川を去ることとなりましたが、その後に功績が認められ元いた領地に戻ることができました。元いた領地に戻ることができたのは、数々の大名のなかで宗茂公ただひとりだったことから、「復活の神様」として必勝・成就・復活の社といったご利益を持ち、多くの方に崇敬されています。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-9 TOKIO 2020復活の神様とともに【三柱神社】(その1)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/55340224
秋季大祭【御賑会】(おにぎえ)斎行!
三柱神社 山車 県指定無形文化財
クライマックスは、13日午後からの「御神幸行列」です。山車から大きく身を乗り出した踊り手が、お囃子とともに独特の踊りを繰りひろげる「どろつくどん」が披露され、大きな太鼓とドラの激しいリズムが踊り手たちを鼓舞し、祭りを盛り上げます。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-9 TOKIO 2020復活の神様とともに【三柱神社】秋季大祭【御賑会】(おにぎえ)斎行!(その2)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/55380670
柳川「御花」柳川藩主立花家別邸
文化財建築と舞台、そして名勝庭園が一体となった、迫力のあるお能を間近にお楽しみいただけます。
大名家の武家文化を表す「能」を殿様屋敷で
⼤名家にとって能は欠かせないものでした。
能は武家⽂化を表す「式楽」(公式の場での音楽)としても定められていたからです。
大名屋敷には能舞台が設けられ、公式の行事の際には能が演じられました。
殿様屋敷として建てられた御花にも、現存する明治期の建物の中に能舞台があります。
御花は「大名家の嗜み」をより間近に感じることができる場所です。
柳川藩主であった⽴花家も能を⼤切に継承しており、代々「喜多流」の能を守っていました
かつて、殿様が嗜んでいたような体験をあなたに。
御花の能の歴史が再び紡がれていく、特別な一夜をお届けいたします。