チッチの白雪パウダー
チッチのような、いつまでも少女のお肌を保つ、やさしいパウダーができました。
野蚕(やさん)と呼ばれる“野性の蚕”の粉…ワイルドシルクパウダーを手にしたとき、スタッフは歓声をあげました。
ちい恋コスメシリーズに、ナチュラルなパウダーを仲間入りさせたくて、これまで家蚕のシルク、真珠、クレイ……自然派と呼ばれるさまざまなパウダーを試してきました。
でも、粒子が荒かったり、カバー力が弱かったり、つけ心地と安全性を同時に満たしてくれるものにはなかなか巡り合えませんでした。
しかし、天然のワイルドシルクは粒子が細かく、さらさらのつけ心地。脂性肌や乾燥肌にも、つややかなベールを一枚かけたような感触を保ってくれるのです。
四季を通してみつはし一家や友人、スタッフ達で試し、これなら、チッチ世代からシニアまで、安心して使えるパウダーだと思いました。
【野蚕(ワイルドシルク)とは?】
養蚕業としてクワの葉で育てる「家蚕(かさん)」と異なり、クヌギやカシなどの葉を食べるヤママユガの野生種。
ほぼ自然の状態で育つため、家蚕に比べ生産量は少なめ。純白ではなく、薄いグリーンや茶のまゆを作ります。そのまゆを、化学的な薬品処理も熱も加えず、細かく砕いてできたのがワイルドシルクパウダーです。
家蚕と違い、サナギを強い日光や環境から守るため、まゆに「多孔質(ポーラスと呼ばれる極小の穴がたくさんある状態)」という特徴があります。そのため抗菌性、保湿性(湿気・水分を吸いやすい)、UVカット性にすぐれているとされます
※家蚕のシルクパウダーと比べ、野蚕特有(タンパク質)の匂いがあります。
【天然シルクの特徴】
【1】肌によくなじみ、うるうる、さらさら
"人間の肌の成分に最も近い"とされる18種類のアミノ酸からなる超微粒子(5ミクロン)パウダー。吸着率が良いため、お肌の隅々にまでスッとなじみます。パウダーの薄い保護膜が、絹のベールのようにお肌を包んで調節し、保湿とさらさら感をキープします。
【2】紫外線や雑菌からお肌を保護
天然の多孔質(ポーラス)構造が、紫外線からお肌を守ります(紫外線防御指数は発表されていませんが、日差しからまゆの中のサナギを守るように、お肌を包みこみます)。また、この小さな穴たちが活性炭のようなはたらきをして、お肌を雑菌からブロックします。
【3】デリケートな肌にもやさしい
原料はシルク粉末のみで無添加。薬品をくわえる、加熱するという化学的な処理をほどこしていません。
※あらゆる肌質に100%合うわけではありませんので、お肌の弱い方は手首の内側などに塗って、確認してからお使いください。
【4】メイク落としが簡単。パックにも
天然シルクなので、せっけんなどで簡単に洗い流すことができます。美容液やクリームとまぜてパックし、そのまま就寝される方もいます。
【いろいろなシーンでお使いください】
●化粧下地、フィニッシュパウダーとして
バリア機能に優れたシルクパウダーは、化粧下地として、日光や外気の刺激からお肌を守ります。化粧水をお肌になじませた後に、パフなどで顔全体に薄く伸ばしてください。超微粒子のパウダーがお肌になじんで薄い保護膜をつくり、毛穴やキメを目立たなくします。その上に塗るファンデーションのお肌への負担も軽減します。
また、メイクの仕上げパウダーとしてもおすすめ。小さな穴からなるポーラス構造が湿度をほどよく調節するため、汗やテカリを抑え、メイクの持ちをよくします。
●日焼け止めとして
自らの身を守るため、まゆで紫外線をブロックする野蚕の日焼け止め作用は、化学薬品の力とは異なる「ちょうどよい」自然のバランスがあります。
☆スタッフおすすめの使い方
ココナッツオイル(抗菌性にすぐれ酸化しにくい)に混ぜ、少しさっぱりめの感触にして肌にのせて(夏は日焼け止めに混ぜる)、仕上げにまたパウダーを肌にのせます。ナチュラルかつ美肌効果のある日焼け止めとなります。
●汗のデオドランド対策として
ワイルドシルクの多孔質(ポーラス)構造は、保湿効果に加え、活性炭のような抗菌性があるので、夏場にワキなどにはたいていただくと、汗の匂いを抑えるはたらきをしてくれます。
※パウダー自体に、野蚕シルク特有(たんぱく質)の匂いがありますので、気になる方は、パウダーに1滴、2滴、ラベンダーやローズなどの光毒性のないアロマオイルを垂らし、よく振り混ぜてお使いになってください。
●化粧水、ヘアミストとして
パフなどでお肌に軽くはたくのもよいですが、化粧水にほんの少量混ぜて、「シルク化粧水」にしてしまうのも便利。また、髪にもなじみやすくツヤ・コシを与えるので、ヘアミストやヘアオイル・クリームにするのもおすすめです。
ミストは、精製水100mlに小さじ1/2程度のパウダー、同量のグリセリン、お好みの精油(アロマオイル)を10滴ほど加えてよく混ぜ、スプレーボトルに移せばできあがり。
●オイルに混ぜてマッサージ
オイルマッサージのおともとしても役立ちます。パウダーの粒子が毛穴やキメの隅々にまで行きわたり、オイルとともに細かな汚れを取り去ります。