権太呂本店　＠四条

おはようございます。昨日の続きです。

「古志」京都句会に出席すべく、京都へ。

句会前日のお昼、通りがかった権太呂の本店で食事をしました。

明治４３年創業。

風格の漂う店構え。

店先に地蔵菩薩が祀られているのですが、

うどんがお供えしてあります。その精神性に感動しました。

というわけで、私は天ぷら御膳（うどん）。

相方さんは鴨なんば御膳（うどん）。

鴨肉は葛粉らしきものでコーティングされており、しっとりぷるぷる。

麺はしっかりコシがあります。

福岡のうどんで育った私には新鮮でした。

セットの小鉢は蕎麦の実豆腐。香りが高いです。

こちらはごぼうの炊き込みご飯。こちらも香りが高く、とても美味しいです。

お出汁も上品で、飲み干す勢いでいただきました。

江戸時代にはうどんは「うんどん」とも呼ばれていました。

その名残でしょうか。

ここでうどんや蕎麦を打つようです。

松に菰巻きがしてありました。冬の季語です。

害虫を除けるためのものですが、それさえ、おしゃれです。

こちらは千両。お正月の縁起物でもあります。

今年も秋が短く、冬も暖かかったので、急に年末になった感じです。

お忙しいでしょうが、どうかご自愛ください。