タイ人・シマちゃんの気ままにブログ

日本🇯🇵おめでとう!! … タイ🇹🇭もいつか、大舞台へ…。⚽

2019.01.21 14:55

こんばんは!

バンコク出身、25歳🌟

タイ人のサヤマルットでございます。<m(__)m>


いやぁ……、

凄かったですね……。

『AFCアジアカップUAE2019』

サッカー日本代表🇯🇵(愛称:サムライブルー)

前半20分の… Avispa出身、現シント=トロイデンVVでプレイしている 冨安健洋(とみやすたけひろ)選手の1ゴールを守り切り、

サウジアラビア代表にウノゼロで勝利!!

見事、準々決勝に進みました。🎉⚽


日本の皆さん、本当におめでとうございます!!

今後の試合にも勝ち続けて、

栄えある「チャンピオン」🌟の称号を獲得できることを、僕はタイから願っていますよ!


⚽⚽⚽⚽⚽⚽⚽⚽⚽⚽


………そして、

当ブログ記事のタイトルにもある通り。


………


僕の祖国よ。

タイ王国🇹🇭よ。

ประเทศไทย (Prathet THAI)🇹🇭よ。


昨日(1月20日)、なぜあんな悲しき結末を作ってしまったのか…。


審判のこととか、

相手チーム(中国)のラフプレイとか、

そんなことを謳ってはいけない。

言い訳は止そう……。

「NO EXCUSE!!」


(僕が勤めている某・日系塗料会社の社長さんがいつも仰ってくれる言葉です。

他人のせいにせず、自分が間違ってないかどうかを見つめなさい。 ROOT OF CAUSE を見つけなさい! と……)


……そうです。


昨日の試合、

前半31分に Supachai Jaided 選手が見事先制点を挙げ、

ベスト16に居るタイ代表が このまま良き道を進むかのように思われた……。


しかし、後半15分(=試合開始から60分)頃になると、流れは一変。

相手チーム・中国代表が本気を見せた!

Jリーグでもプレイしているタイ人選手: チャナティップ選手やティーラシン選手等のスタミナが低下していったのもあって、僕の祖国の代表チームは だんだんプレイミスが目立つようになってしまう。

 フットボールチャンネルの記事を引用させていただくと、

 「… 67分、ティーラトン (神戸→横浜FM) の安易な【パスミス】を拾った中国が、右サイドからクロスボールを供給。そのボールに代わって入ったFW肖智がヘディングシュート。一度はGKシワラックに阻まれるも溢れ球を肖智が押し込み、中国が同点とした。

(この時点で 1-1)

 同点とした中国は勝ち越しのチャンスを迎える。浮き球に反応した武磊がFW郜林(コウリン)が落とすと、【ペナルティエリア内でタイDFに倒され】、PKを獲得!! このPKを郜林が自ら決め、中国が勝ち越しに成功した。」


↑ …これが中国の決勝点となり、試合結果はご存知…


1-2 で、中国代表が逆転勝利!!

中国の皆さん、ベスト8進出おめでとうございます。🌟


一方、タイ代表🇹🇭はベスト16に進出という快挙は成し遂げたものの、

その進出後 最初の一発勝負のトーナメント戦で苦汁をなめることとなりました…。

しかも【逆転負け】という事実。。。

今年、2019年に入ってからの タイ代表🇹🇭の苦しい試合はこれだけではありませんでした。

なぜなら、

1月6日に行われていた AFCアジアカップUAE2019・グループステージ第1節で、タイ代表🇹🇭はインド代表に 【1-4】 で大惨敗していたからだ。

 この… 大恥と言っても認めざるを得ない、タイ国民にとって悔しすぎる結果を受けて、

タイ王国サッカー協会は、2017年4月より監督を務めていたセルビア人の ミロヴァン・ライェヴァツ (MILOVAN RAJEVAC)氏を解任。現在、タイ人コーチが暫定監督を務めている。

確かに、試合の結果を作ったのは選手たち。

試合に敗北したら、まず… 選手たちに責任があるだろう。

しかし、1月6日の敗北 および 1月20日(昨日)の敗北…。

その本当の原因(ROOT OF CAUSE)は必ず存在するのだ。


それは、

指揮陣による作戦ミスだけでなく、(いや…) それ以上に!


タイ王国サッカー協会のトップマネジメント軍団、つまりフロントの人たちが迷走しているからだと思います!!


選手たちへのケアが行き渡ってなかったり。

グループステージの【初戦】で負けて、「こんなはずじゃない!なんて愚かなんだ!」って言って、大会開始早々に監督を解任したり。(つまり人のせいにしたりと!)


サッカータイ代表🇹🇭について詳しい日本の方や海外の方ならご存知かと思いますが、

今の タイ王国サッカー協会の会長を務めている人は、

元・国家警察庁の人なのです。


今になっても僕はこう思います。

あの元・タイ国家警察庁の人はいかにして! タイ王国サッカー協会の会長に「全会一致で」選ばれたのか??


サッカークラブのコーチ/監督などを経験していないのに!

サッカー指導者を全く経験していないのに!!

そして何よりも!

国のサッカーの運営はどう在るべきかを全く知らないくせに!!!🔥


はっきり申し上げますと、

上記の僕の意見、大半のタイ国民の皆もそう思っていますから。


まさに、あの 呂比須ワグナーさんが過去に 赤鯱軍団に対して言っていたこととほぼ同じです!!

「戦力が整いながら、なぜチーム (原文:グランパス) が勝てないのかがわかった。


サッカーを知らない人がフロントにいる」からだ!!!


(↑ 2000年:呂比須ワグナーさん)


僕が個人的に応援している J1の赤鯱軍団 も、

2016年にクラブ史上最悪の歴史を味わいました。


元・赤鯱の選手で、現・京都でプレイしているあの有名な選手(元日本代表)の言葉を借りさせて頂きますと、

 … 今のチームを仕切っている人たちは一体何を考えているのか?

どこに向かって走っているのか、本当に誰もが分からないまま、この状況が続いている。

『また同じ失敗を繰り返すのかな』 と、しみじみ感じてます… 


(↑ 2016年当時のDF背番号4 *クラブを危機から救うために8月末に急きょ復帰)


クラブ/代表の 戦力溢れる選手たちは、日々のトレーニングや試合を通してプレイを磨き、一人…そしてチームの皆で成長していくのは当たり前のことです。

そして何よりも!

チームを運営するフロントの人たち = トップマネジメントの人々も、

クラブ/チームが目指しているビジョン、つまり目標を明確にしなければなりません!


短期で実現させなければならない目標(Mission)、

そして長い年数をかけて描く将来の像(Vision)。


この2つをしっかり立てないと、

万が一 ピッチ内外で問題が起きた時に それを解決できなくなる。もしくは難しくなる!

そして 今年の1月7日のように、「大会の初戦でボロ負けしたから監督のせいだ」と言って、運営が監督/コーチをクラブ/国代表の指揮官から蹴りだす始末となります……。

だから…

サッカークラブを運営する方々。

そして国の代表を運営するサッカー協会の皆さん!

特に! タイ王国サッカー協会の会長さん、並びにフロントの皆さん!!


今一度、

【サッカーチーム】の在り方 について、

いちから 良く考えて頂きたいです。


最後に、

2018年4月7日…

当時のリーグ戦で(前監督解任後)あの組長さん指揮のもと仙台に勝利し、やっと2018シーズン・J1初勝利を挙げた 浦和レッドダイヤモンズ⚽

その試合終了後にレッズサポーターたちが挙げた貴重なメッセージの横断幕をどうぞ。

(https://qoly.jp/2018/04/10/urawa-reds-supporter-flag-kwm-1)


「信念と明確なビジョンが浦和を強くする。

3年後、5年後、10年後のビジョンがないクラブでも誇りを持った選手とサポーターは闘い続ける。

クラブの体質、フロントが本気で変わらない限り、浦和レッズに未来はない」!!!🔥


浦和レッドダイヤモンズだけではありません。

全世界のサッカークラブ、および全ての国の代表チームにとって… 一生のレッスンであります!!!⚽


2019年1月21日

以上、Simarut Lapisatepun でした。