四十にして
2019.01.21 15:19
1月17日
少し前から意識をしていたこの日。
早朝から意気込んで、日が昇る前からジョギングをし、
黙祷をささげ。
さぁ頑張ろうと、一日木地を挽き、
身体がギシギシ痛むのを、筋肉痛と、仕事に無駄な力が入りすぎだと反省し、
家に帰り、風呂に入り、
娘が感染して間もないインフルエンザに感染してダウンした。
おまけに咳でぎっくり腰になり、動くことができなくなった。
高熱と、虚しさと、絶望感と、悔しさ。
ここ十何年、一日中寝ていたことなんてなかった。
3日間天井を眺めた。動けないのは情けなくもなる。
結局一家全員インフルエンザでダウンし、
家の中の色々なものが感染しているように感じた。
生活の中の、気が付かないようにしている汚れや、
整理されていない引き出しや、着なくなった服とか、
病原菌を具象化して、潜伏期間が過ぎるまで、少しずつ除去(掃除)していた。
潜伏期間も解け、
木地を挽くつもりが、制作の調子にはまだ戻れていない。
気分転換に久しぶりに外食しようと、
いつもは入らないで、景色として見過ごすお店で昼食をとろうとした。
とても食べられなかった。
40歳がこうして始まるとは想像できなかったけど、
今まで選択してこなかったことは、
信念をもってこれからも選択しないで行こうと。
強く感じた。
お店に限ってかもしれないけれど。
四十にして惑わず。