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「宇田川源流」【現代陰謀説】 ベラルーシの邦人拘束は「日本の平和ボケ」が「世界大戦の引き金になる」ことにつながる

2024.12.12 22:00

「宇田川源流」【現代陰謀説】 ベラルーシの邦人拘束は「日本の平和ボケ」が「世界大戦の引き金になる」ことにつながる


 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現在このように普通に生きている中で、今まさに動いている陰謀ということを、現在公開されているニュースの中からその内容が見いだせるニュースをピックアップし、そしてその中にある「陰謀」を暴きだしてみたい、という内容である。もちろんニュースだけでは完全に不足していることから、それ以上の知識などが総動員されなければならないが、このブログではそこまでしようとは思っていない。それよりも「このような読み方をすれば、陰謀を読み分けることができる」ということをこの場で示したいと思っている。実際に、完全に見分けることは難しくても、ニュースの読み方を見てゆけばよいのではないかということとを考えている企画である。

 さて、陰謀というのは基本的には「戦争」に直結することが少なくない。結果論ではそのように物事がみえる。実際は「相手の国を、自国の思い通りにコントロールする」ということがあり、その場合、相手の国の事を考えて行うのではなく、自国の利益のために相手の国を使う、場合によっては相手国の政権を崩壊させるというようなことにつながるので、そのことが露見した場合に両国の関係は悪化し、その結果、「戦争」に繋がってしまうということがある。

 そしてそのような陰謀の前には、相手国を観察するということが必要になる。その上で「戦争を覚悟した観察」を最後に行う必要がある。秘密兵器や、隠れた何かがあった場合は、戦争になって被害を被る可能性があるからだ。そのように考えれば、「陰謀を仕掛ける前」と「陰謀の終盤」のにかい、よく相手国を観察する必要があることは間違いがない。

 そのことは、陰謀を仕掛ける気がなくても「個人の行為」が、スパイであるかのような行為になって解釈されてしまい、そのまま国情が悪化して戦争に発展する場合がある。歴史上にはそのようなことがあり、「疑い」から「戦争」に発展した歴史が存在するのである。

日本は、そもそもスパイなどは少なくとも今はいないのであるが「日本ほどの大国が、スパイなどを持たないはずがない」ということが、世界各国が思っていることである。そして、その誤解を受けているので、日本人の行動は、当然に、外国では気を付けなければならないのである。

<参考記事>

ベラルーシでまた邦人拘束か

2024年12月07日 00時03分TBS NEWS DIG

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-3633596/

<以上参考記事>

 私の経験であるが、まだ私があまり政治などに詳しくない時代、マイカルという会社で大連に派遣された。大連で出店したためである。その時に、知り合いに頼まれて、電車の路線図を頼まれた。そこで本屋に地図を探しに行ったのであるが、残念ながら実は中国には詳細な地図は販売していない。

ちなみに、当時の中国には「論語」などの四書五経系の中国の古典も全く販売していないし、中国の歴史などもかなり日本で教えるものとは全く異なり、毛沢東からしかまともな歴史を教えていない。

さて、何故地図を売っていないのかといえば、当然に「地図は戦略物資」であるからだ。土地の高低や道路の配置などを詳細に書いている地図が売っている、ましてや、「住宅地図」など個人の家の所有まですべて出ていて、そのうえ、その地図がカーナビにすべて登録されているような国は、日本だけである。。そのような地図をもとに敵が攻めてきて、千ryく譲歩要衝を先に確保されてしまっては、非常に対応できないということになってしまうからである。

 そのほかに、「鉄道や道路の通った橋梁」「ダム」「石油やガスの貯蔵施設」もちろん「空港」などもすべて軍事物資である。その為に民間の空港と軍事用の空港を分けていたり、同じであっても詳細な地図を公開していないなどということはある意味で当然のことである。

今回のベラルーシでの邦人の拘束は、実は、「鉄道の橋などをビデオで撮影していた」という。日本人の場合、現在も「撮り鉄」などがいるが、実際に、鉄道の写真を撮ることなどは何の問題もないとされている。しかし、中国などでは貨物列車を写真に収めると「スパイ容疑」がかけられることになる。当然に「何をどこに運んだかということは、重大な軍事機密」になるからである。日本人の多くは、「日本的な感覚で写真を撮っていただけ」「鉄道に興味があった」などということを言うが、そのような主張は通らない。憲法9条があってもそのようなことは守ってくれないのである。

ベラルーシのような、戦争中の国の同盟国で経済制裁を加えられている国に行って、そのようなことをすれば、当然にスパイ容疑をかけられ、逮捕拘束されるのが当然である。世界はそれほど危険満ちている。スパイでないならば、単純に平和ボケであるが、その平和ボケが許される世の中ではないのである。

さて、日本にはスパイ組織は存在しない。警察の公安も、内閣調査室も、そのような情報を全くわかっていないし、公安調査庁も破壊活動防止法にかかる内容だけであった外国に調査に行くような内容ではない。情報機関で予防的に情報を得られ、なおかつそれを分析できる機関は日本に存在しない。

しかし、知識のない平和ボケのために、日本が「スパイを持っている」と誤解され、なおかつ、「日本がベラルーシやロシアの情報を集めウクライナに提供し、戦争の準備を進めている」と異様なことがベラルーシやロシアによって画策されている。多分日本政府がいかに言い訳をしても意味がないということになる。平和ボケ、憲法9条があるから大丈夫などと言っている人々が、戦争を引き起こすという結果になるのであろう。まさに日本は、「このようなボケのために戦争に巻き込まれる」のであり、多分同盟や集団的自衛権で戦争に巻き込まれるわけではないということになるのである。

「日本を戦争に巻き込む」ことによって、アメリカなどは日米同盟の観点から日本の援護を行う。つまり、直接の同盟関係のないウクライナへの支援を縮小または打ち切りということにつながるのである。そのことは、ヨーロッパの平和を打ち砕くものであり、世界大戦への入り口を作ることになる。ロシアから見えれば、ウクライナも隣国であるが日本もオホーツク海を挟んでの隣国である。そして日本に簡単に戦争を仕掛けることによってウクライナ戦争の勝利を得られるとなれば、その手を選ぶであろうし、同盟国であるベラルーシにそのことを依頼することになるのであろう。現在ウクライナに出兵していないベラルーシは、そのようにして勝利の道を示すことによって、戦争に参加せずにプーチンとの関係を維持することができることになる。

子のような「陰謀」が行われていて、その陰謀の主役に日本人の平和ボケが使われるのである。

日本人にしっかりと戦争と、世界情勢を教育すべきであり、そうでなければ、日本人が原因で世界大戦になりかねないのである。