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KYOSHO RC BLOG

RC収納グッズとその使い方 其の2

2019.01.22 22:00

皆さんこんにちは。RC営業担当の坂本です。毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。

RCカーを走らせるためにお出かけになる場合、皆さんはどのような荷物の形態で現場に向かうでしょうか。

これには移動手段の違いによって大きく異なるかと思います。マイカーを所有されているケースだと、現場への移動の際は最も荷物の積載に余裕が生じるため、RC機材をたくさん持ち運びすることが可能となります。

以前、当ブログの2017年10月11日の記事にて、私のRC収納方法についてご紹介させて頂きました。その当時の内容は、普段私がサーキットへの移動手段としているマイカー利用を前提とした内容をご紹介しました。

RCサーキットにご来場される方は、マイカーを利用している方がやはり多いですが、電車やバス等の公共機関や、バイクを運転して熱心に来られる方もよく目にします。当然マイカーの積載に比べて、持ち込める荷量にも制限が生じますが、皆さんそれぞれよく工夫されているのが伺えます。

公共機関やバイクでの移動のケースは、日本国内におけるRCサーキット訪問が中心となる話ですが、ごく稀な例として日本国内を飛び出し、海外のサーキットレースに参戦するケースも少なからず存在します。

年に数回、海外RCレースに参戦し、今月末にもアメリカの海外RCレースに参戦を予定しておりますチーム京商の秋元選手が、現地に向かう直前テストのため、国内RCサーキットで最終調整していた時にその収納方法をたまたま見せてもらう機会があり、また興味深かったため、今回のブログではRC収納方法の”RCレース海外おでかけ編”の一例としてご紹介したいと思います。

RCカーを走らせに行くケースは多様にありますが、中々”海外”に行かれる方は限られてくるかと思います。時間的な部分や予算、また当然のことながら日本語がほぼ通用しないのが現状です。異国の地でRCを楽しんでみたいという気持ちはありつつも、現実は中々ハードルが高いものです。

そんな中、秋元選手をはじめ、多くの選手が海外でのテストやビッグレース参戦する場合も、基本的には自分で使用する機材は全て現地に持参します。飛行機での持ち込みが制限される時は、どうしても日本から持ち込めない場合のみ現地で調達することはありますが、それ以外は全部自分自身で持っていきます。

出発3日前の直前テスト&練習中の秋元選手。毎年アメリカで開催される1/10スケール電動オフロードカーのビッグレースに挑戦するため、国内最終テスト時のショットがこちら。上の写真はピット作業時のものですが、当然この写真に写っている数多くのアイテム、パーツ類、機材は全て現地に持っていくとのこと。今回も一人旅とのことですので、全て自分自身で持ちこみ、管理しなければなりません。

では、実際の収納方法は・・?  収納に使うバッグが下の写真の2つです。

上の写真の左側のバッグは、以前京商でも取り扱っていた会社創立50周年を記念してリリースされたOGIO製キャリーバッグにオリジナル京商ロゴが付属された限定のキャリーバッグです。

全長は1m程にもなり、中はかなり広くてたくさん収納可能です。またバッグの中にも多くの小物入れが付属されているため、サイズの異なるアイテムを細かく収納管理することにも優れています。

私も以前、海外レースに行く際にこれと同じバッグで現地に行ったことがありますが、バッグの中心部に型崩れ防止用の支柱があり、中はガッチリしている一方、外側はソフトな材質のため柔軟性もあり、取り扱いに注意を払う機材も安心して持ち運び出来たのを覚えております。

秋元選手の場合はこのOGIO製バッグの他に、もう一つ同じような仕様のバッグを利用しています。OGIO製バッグと同様、主にスノーボードやスキーといったウィンタースポーツユーザーの間でよく使用されているキャリーバッグです。この2つに満載して現地に向かうとのことでした。 

次は中の収納方法を見ていきたいと思います。

海外に行く場合は、空港で預ける荷物検査の際に1つのバッグの総重量を23kg以内に収めなければなりません。したがって余分で使わないモノは極力含まず、且つなるべく軽量なケース類が好ましくなります。

収納するケースの一部を並べさせてもらいました。

京商がリリースするパーツケースのLサイズとMサイズを中心に、機能性を重視するためRC用以外のケースも上手く活用しています。

キャリーバッグは移動の際に傾くため、中の部品等が出てこないように念のため全てのケースにテープ止めを施しているのが分かります。


意外と荷量が増えがちなドライバー等の工具関連は、本来ツールケース等に収納しておくのが作業効率面で使い勝手が良いのですが、少しでも重量を軽くするため必要最低限の工具のみをセレクトし、100円均一ショップ等でも販売されているビニール製のチャック付きケースに入れ替えて収納するとのこと。ビニール素材も丈夫なため、金属製の工具等の収納にも向いていますね。

上の写真はマシンのスペアパーツ関連。現地サーキットでの事前練習からレースの最終走行まで、海外ビッグレース参戦は長丁場になるケースがほとんど。万が一のパーツ交換用としてスペアパーツは無理をしてでもたくさん持ち込みます。

日本国内では経験することがない走行環境も多く、想定外のセッティング変更やマシン破損等も海外レース現場ではよく起こりうるからです。

また自分以外の現地京商ユーザーの対応用も含めて、今回はパッケージしているとのこと。

海外レースのような遠征の場合、普段と異なる収納方法となるため、荷物管理も普段と勝手が違い慣れないものです。慌ただしくなると、ふと何処に何を整理したか忘れてしまうこともあるかもしれません。上の写真のようにパッケージに内容物を書いておくことで、現場で焦らず対応出来るよう工夫も凝らしています。

空港で荷物を預けられないリチウムポリマーバッテリーと送信機以外は、全てこのキャリーバッグ2つに収納出来ました。ピットに置いてある全機材を見た時は、本当にこれだけの荷量が全て収納出来るのか甚だ疑問でしたが、上手く完了。それぞれのバッグも20kg程と規定以内の重量に収まっています。


今回紹介した秋元選手のキャリーバッグ以外のも、キャスター付きのバッグは存在します。下の写真のバッグは一般的なスーツケースタイプのもので、サイズは販売されているラインナップの中でもかなり大きい規格のものです。

中の収納量も十分な余裕があり、RCに利用する際こちらもかなり多くの機材を入れることが可能ですが、元々はかなりの重量物を運搬する目的のタイプではないので、車輪の耐久性はOGIO製やウィンタースポーツ用キャリーバッグに比べて高くはありません。

20kg程の重量の運搬自体はもちろん可能ではありますが、長い年月使用しているとキャスターが壊れてしまうなんてことがあり得ます。

一つのバッグに多くの機材を収納し、且つ長く使ううえでは先に紹介したようなキャリーバッグがオススメかと思います。


現在、京商ではOGIO製のキャリーバッグの販売取り扱いは終了しておりますが、海外RCアイテムメーカーの老舗”プロライン社”からリリースされている、RC機材の収納&持ち運びにバッチリなキャリーバッグを取り扱っております。


商品の詳細はこちら

RCの本場、アメリカでリリースされたキャリーバッグというだけあり、収納能力、耐久性そして重量、デザインに至るまでオススメ出来るポイントがたくさん詰まったバッグです。

また、このキャリーバッグよりも小柄なキャスター付きバッグもプロライン社からリリースされており、現在取り扱っております。こちらは4段の引き出し式を採用したタイプ。バッグ自体のサイズが小さい分、もう少し荷物が少ない方の移動に適しているアイテムです。


商品の詳細はこちら


RCカーを走らせに出かける際は、たとえ移動に便利なマイカーを所有していなくても、工夫次第で購入して揃えた素敵なRCグッズの数々を持って出かけることが可能です。;

今回は海外編と少しコアな内容でしたが、皆さんもそれぞれに合った収納&移動方法で、是非RCをエンジョイして頂ければと思います。

今回のブログはRC営業担当の坂本でした。最後までお付き合い頂きありがとうございます。