【美生活ヨガ】心と身体を健康に~季節と調和する冬の過ごし方~
冬は乾燥に悩まされる季節。
手や足のかかとがカサカサ。
乾燥で喉も炎症が起き、風邪をひきやすくなります。
世界最古の伝統医学アーユルヴェーダの理論では、冬は風のエネルギーが増える、と言われています。
風のエネルギーは、
「不規則」「冷たい」「軽い」「動く」「乾く」
という特徴があるのですが、
寒いから冬に風邪をひく、というより、風の性質が、乾燥や冷たいという性質だから、風のエネルギーが強まる冬は、乾燥が起き、風邪をひきやすくなる、という理論につながるかと思います。
乾燥対策として、わたくしが実践している方法で、オイルマッサージがあります。
オイルマッサージは、年中しているのですが、冬は特にしています。
アーユルヴェーダで勧めているのは、セサミオイルです。
え?ごま油???
と、驚くかもしれませんが、独特の香りがある茶色いごま油ではなく、白くて香りがない透明なごま油、「太白胡麻油」です。
一般的な油は、薬剤を使って原料を溶解しているので不純物が多いですが、太白胡麻油は圧搾されているので安心のピュアオイルです。
ごま油の特徴ですが、
■浸透力がある
ごま油は粒子が細かいと言われています。
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルと比較すると、これらはわたくし的には表面に乗っているなぁ…という感じなのですが、ごま油は粒子が細かいせいか、ぐんぐん肌の奥に浸透していく感覚があります。乾燥肌や乾燥の季節にはもってこいのオイルです。そして肌にハリと光沢がでるので、見た目にも肌が若返ったように見えます。
■栄養価が高い
ビタミンEが豊富で、抗酸化作用があります。
さらに、粒子が細かいので経皮吸収されやすく体内を潤していくので、皮膚を保護するだけではなく、皮膚や筋肉の働きを強化し、骨髄まで浸透して栄養を与えるとも言われています。
■からだを温める
ごま油は熱性の油なので、からだを温める効果があります。
肌に浸透させるとからだが温かくなるので冷えの改善になるほか、体温が上がることで免疫が上がる効果もあります。
という特徴があります。
アーユルヴェーダサロンで行うオイルトリートメントは、大量のごま油を全身に塗り、浸透と発汗をさせることで老廃物を排出する、という施術法です。美容と健康、心の安定に大変効果があるデトックス法ですが、ただ、毎月行くとなると費用がかかります。
でも、自宅で毎日セルフケアを行うと、毎日エステに言っているようなもの^^ 10年、毎日続けた場合と続けない場合と比較したら、大きな違いが出るはずです。
毎日お風呂上がり、または、寝る前のちょっとした数分で、乾燥対策と美容効果の両方を得られるので、この効果をわたしは皆さんにお勧めしたいです^^
わたしはごま油の他に、症状に合わせてアロマオイルをブレンドしています。
●ローズ 保湿力効果
●フランキンセンス 肌の再生と引き締め効果
●ネロリ
冬以外ですと、体質によりセサミオイルを避けたほうがいい場合もあるのですが、冬は多くの方が乾燥に悩まされるので、乾燥を感じたらごま油をお勧めいたします。
わたくしは、スーパーで売っている市販の太白胡麻油を使用していますが(口に入れるものが一番安心安全だからです)、食品を使うことに抵抗のある方は、アロマ専門店で売られているセサミオイルでもよいでしょう。
お値段は、アロマ専門店のセサミオイルの方が市販の太白胡麻油よりお高めですので、常用化するなら、市販の方が断然お得です。
(アマゾンでお得な1650グラムサイズもあります。上の写真がそのサイズです。)
毎日のセルフケアにご興味ある方は、こちらの講座をご覧くださいね^^