日本が長期デフレに陥った諸悪の根源は、日本人の努力不足などではなく、過去の政府や日銀の経済政策の失敗です。(20)
『沈黙の大陸』 (アトランティス・ミステリー)
(南山宏著)(学研) 1996/10
<ケイシーのリーディングが描くアトランティス>
・「ケイシーの行なったリーディングの全ては、彼が1931年米国バージニア州バージニア・ビーチに創設した<研究啓発協会>の資料室に、現在もきちんと分類のうえ、保存されている。43年間に8000人を超える人達を霊診した結果が、ゆうに1万4000ページ以上のタイプで清書された速記録の形で、だれでも閲覧調査できるようになっているのだ」。
・「アトランティスの地では、そのころ神法の子ら、すなわち完全な種族の子孫と、魔王の子ら、すなわち獣に化身して、神の下僕ではなく、人の子らになった者たちが分裂した。人間は、最初から肉体を持っていたわけではないらしい。どこか別の星か次元にいた霊的創造物、あるいは精神的体生物が、すでに動物や植物が進化の道を歩んでいた地球に降臨して、おそらく五感を楽しむため物質体へと変質し始めたのである」。
・「彼らは肉体を持つようになっても元来は霊的生物だったから最初のうちは、その天与の霊性によって“宇宙意識”と会話し交感することができた。だが、性的欲望と物質的欲望にふけるようになるにつれ、その霊性を失い始めた。人々は、誕生から死ぬまで肉体に閉じ込められ、肉体を自由に出入りできなくなった。そのため、物質宇宙の全法則と宇宙の因果律(転生とカルマもそれに含まれる)に縛られることも意味する」。
『聖別された肉体』 (オカルト人種論とナチズム)
(横山茂雄)(風の薔薇) 1990/10
<アーリア>
・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。
・ローゼンベルクによればこれらアトランティス=アーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジア、アイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。
『極北に封印された地底神の謎』
地底世界に蠢く太古の神々=「異人」類の真相
(北周一郎)(学研) 2000/4/28
<赤く輝く地下世界を幻視できる>
・ヤクートのシャーマンは単にトランス状態に入るだけではなく、赤く輝く地下世界を幻視できるために周辺の民族が恐れるほど強大な力を発揮することができるのだという。
・ヤクートのマナ族にとっては、地下の世界こそ神の世界である。地下の世界は真っ赤な世界だ。真っ赤な家、真っ赤な道、真っ赤な神殿。全てが真っ赤な金属で作られている。これこそアトランティス人が夢見たオリハルコンだ。
・ 真っ赤なオリハルコンの都市―そこに神々は暮らしている。地下の世界の神々は、アトランティス人よりもはるかに古い種族である。アトランティスの最も古い種族が生まれたとき、すでに神々はそこにいた。アトランティス人は、神々を崇拝したが、神々はアトランティス人を相手にしなかった。地下の世界に行くことはもちろんのこと、地下の世界を見ることも、神々を見ることも許されなかった。
・ 「北欧神話によれば、宇宙は天上の神々の国(アースガルド)、地上の人間の国(ミドガルド)、そして地下の巨神の国(ウートガルド)で構成される。これは、天・地・冥の3界である」。
<ヒトラーと地下都市>
・このヒトラーが特に興味を抱いていたのが、南極大陸の地底にあるとされる『虹の都』であったという。伝承によれば、この虹の都は、今から250万年前に飛来した天人の子孫『ハクラン』が、南極大陸の地下300メートルに建設した地下都市であるという。都市は全部で7つあり、『赤の都市』、『青の都市』、『緑の都市』など、虹の色にたとえられた名前で呼ばれていた。地下都市全体が虹の都と呼ばれるのもこのことによるものである。
・ 都市は、6層から成っており、グラスファイバーのような半透明の物質で建設されている。光源は、人工照明のほかに太陽を巧みに取り入れる工夫がなされていた。各都市は、透明なチューブで結ばれ、その中を変わった乗り物がすばやく動いているという。
・また、ヒトラーは、地下王国アガルタの研究にも熱心で、1920年代には、チベットからベルリンにラマ僧を招いてアガルタの首都シャンバラに通じる道について秘儀の伝授を受けたとされる。そしてヒトラーは、確信を得た。地球の内部には数多くの地下都市が存在し、地上とは別個の文明が栄えていると。そこでは、地上の人類とは異なる知的生命体、いわば『新しい人類』すなわち『超人』が高度な文明を享受していると。
・「チベット密教の伝える地下王国アガルタが、あげられるだろう。このアガルタは、単にチベット密教の教義上の存在としてではなく、現実に存在する世界と考えられている。伝説の言うアガルタとは次のようだ。
アガルタの首都はシャンバラと呼ばれ、アガルタ王が住む黄金の宮殿があるという。ダライ・ラマはアガルタの地上の代表者であり、アガルタ王の支配下にある。チベットの首都ラサとアガルタの首都シャンバラは地下道でつながっており、その入口はチベット密教僧によって厳重に守られている。
・ 地下王国アガルタが成立したのは太古の昔のことで、地上の世界が陥没してしまったために、人々は、地下の世界へ移り住んだ。彼らは地下の世界に王国を築き、途方もない時間をかけて、途方もない文明を築き上げたのである。我々地上の文明とアガルタのシャンバラの文明が接触することはないが、それでも我々の文明の一部は、アガルタの文明の影響を受けている。例えば、古代仏教はアガルタの哲学と教理が地上にもたらされたものだ。そのためにチベットの密教僧は、仏教を極めればアガルタへ移住することを許される。
・地球の地下には地下道が縦横に走っておりアガルタの首都シャンバラとほかの都市を結んでいる。地下都市は、地球のあらゆる場所に存在し、地下に住む人口は数百万とも数億ともいわれる。地下都市への入口も各地に存在するが、それらはみな宗教的な聖地に指定されているか、あるいは特殊な民族に守られているために普通の人間が近付くことはできない。
これがアガルタ伝説の概要であるが、アガルタ伝説については信憑性を疑う向きも多い。例えば、アガルタの首都といわれるシャンバラについては、11世紀に成立した『時輪タントラ』という経典に記載があるが、それが地下都市であるとは、言及されていない。さらにアガルタ信仰は、19世紀の神智学者によって相当に肉付けがなされている。そもそも理想郷アガルタと理想郷シャンバラは別個の概念であったが、神智学の祖ブラバツキー夫人が強引に融合させてしまったー等々の批判がなされているのも真実である。しかし、地下王国に関する伝説は、チベットだけのものではない。スラブ人の伝説によれば、モンゴルの果てに“白い湖の地”があるという。そこには秘密の洞窟があって、賢者たちが隠れ住んでいる。地上の者は、特別に許可されない限り“白い湖の地”には入ることはできないという。
『都市伝説の真相』 背筋の凍る噂75!
世界博学倶楽部 PHP 2010/6/22
<フリーメーソン[オペラ『魔笛』に刻まれた秘密の暗号]>
・世界最大の秘密結社フリーメーソン。
・組合の規律は厳しく、フリーメーソンに所属できるのは世界のエリートだけだ。
<世界の真の支配者は、フリーメーソンである・・・。>
・噂は噂を呼び、歴史に名だたる事件や事故の陰に見え隠れする結社を、いつしか世間はそう考えるようになった。
そして、それは当時から今に至るまで肯定も否定もされていない。将来的な彼らの活動は、銀河におよぶという。
<エリア51[宇宙人が働く謎のアメリカ軍基地]>
・UFOや宇宙人が存在するかどうか、その真相を知る手がかりとなりうる場所が、アメリカの「エリア51」である。
・異星人による地球侵略をテーマにした映画『インデペンデンス・デイ』のなかで、UFO研究施設として登場した「エリア51」は、アメリカ、ネバダ州の砂漠地帯にある空軍基地として実在する。
・その名も「グレーム・レイク空軍基地」。ただし公式には存在が認められていないため、地図には記載がない。基地へ至る道は、不用意に近づくと逮捕され、罰金まで科せられるというほど、厳重な警備体制が敷かれているという。
・また「元職員の話」として、基地内でのUFO研究にまつわる噂が出回っているためだ。
一説によると「エリア51」の目的は、回収したUFOの技術を応用して人類にも操縦可能なシュミュレーターを作ることだといわれている。
・しかも、三千人あまりの宇宙人が基地内部で働いており、実際に宇宙人との会話を記録したテープも存在するらしい。アメリカ政府は、UFOが墜落したといわれる1947年の通称「ロズウェル事件」以降、UFOに非常に高い関心を抱いているといわれ、その件に関する様々な真実の公表を拒んできた。
『プレアデス星訪問記』
上平剛史 たま出版 2009/3
<宇宙太子との再会>
・それは、私が故郷である岩手県に住んでいた16歳のときのことである。
<葉巻型巨大宇宙船へ>
・「葉巻型母船は長さ4キロメートル以上で、太さは一番太いところで、直径7、8百メートル以上あります」
・「この母船はひとつの都市機能を持っており、ありとあらゆるものが備わっています。生き物のような船であると言っても過言ではないでしょう」
・なんと、これでも中規模程度の母船らしい。10キロメートル、20キロメートル、さらにそれ以上の大きさの地球人類には想像もできないほどの巨大な母船も存在するという。この母船では縦横およそ50メートルおきに道路が設けられ、階層は最も厚いところで40~50層になっているそうである。母船の中に公園や山河まであるらしい。この母船で生まれ育ち、一生を過ごす者もいるそうである。
・宇宙人にはそれぞれ母星があるが、母船には母星の都市機能が備わっており、母星の社会がそのまま存在している。母船の惑星としての役目を果たすため母船が故郷となる者もいて、そういった者は、ある意味で、母星で暮らしている人間よりも精神的に進化しているらしい。
・「この母船には我々プレアデス星人だけでなく、様々な星人が協力のために同乗しています。地球人類がグレイと呼んでいる宇宙人もいます。もっともグレイは我々が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでしたが、今では宇宙や特定の星の調査など、さまざまな分野で活躍しています。他にも爬虫類、鳥類、魚類、昆虫、植物などの生態から進化した人間もいます」
・「この母船は、最大収容能力は5千人ですが、現在は4千人くらいでしょう。ただ、乗せるだけならば、1万人は乗せられるでしょうが、常時生活して長く滞在するとなると5千人が限度です。食料やその他の問題がありますからね。この母船には、ここで生まれた子供たちを教育する係もちゃんといるのですよ。子供達が大きくなれば、母星の学校や他の進んだ星へ留学する場合もあります」
・UFO研究家で有名な韮澤潤一郎氏も「微に入り細に入る教訓的宇宙オデッセイであり、近頃には珍しい詳細な本物の体験記であると思う」と記している。
・だれしも、ある時夢での宇宙をさまよったこともあるのだろうが、本書によって、しばし宇宙旅行を楽しまれることをおすすめする。
『「米空軍UFO機密ファイル」の全貌』
(ビル・コールマン)(グリーンアロー出版社)1990/3/1
<米空軍が墜落円盤から回収した異星人は地球に生存している>
<43年間にわたって秘匿され続けた調査秘話>
<二つの注目すべきUFO事件が1967年の末に起きている>
<コロラド州のローリー空軍基地から発進されたUFO目撃報告書>
<目撃者に次々と奇妙な問いかけを行った“異星人”>
・「その日、私は、異星人に違いないと思われる人物と出会い話をしたんです。その異星人について、できるだけ詳しく思い出してみましょう。
その男は、私から1メートル足らずのところに立っていました。話しかけてくるのですが、口を開いているように見えないのです。“何を吸っているのか”と聞かれたので、タバコだと答えると、彼は“地球人の原始的な悪儀だ”といいました。私は、車の中に座っていたのですが、 彼は“それは何か”と聞くのです。自動車だと答えると“なんとも原始的な交通手段だな”といいました。そのほか、“いまは何月か”とか、“北極星を指さしてくれないか”とか言いました。
私は、その男にあなたはいったい誰で、どこから来たのかと尋ね返しました。男は唇を動かさずに“今は教えられない。だが、私の仲間が間もなく戻ってくることになっている”と答えたのです。
そういうと男は後ろを向き、2メートルほど離れたところへ行ったかと思うと、そこで消えうせてしまったのです。男はビジネススーツらしいものを着ていました。身長は2.1メートルぐらい、両肩に四本の金線のあるマークを付けていました。私達は、異星人に関するなんとも奇妙な描写を目撃者から聞いたわけだ。しかし、彼はどのようにして異星人と遭遇することになったのだろうか。
<フットボール場ほどもある巨大なUFO>
・目撃者は、カバンのメーカーとして有名なサムソナイト社の工場に勤務していた。その日夜遅く彼は仕事を終えて帰宅の途につきコロラド州レイクウッドにあるラマーの北の道路を走っていた。午後11時45分ごろ、彼は14番通りの交差点で、赤信号のため停車した。そこに問題の男が歩いて近づいてきて、前述のような質問を行ったのだという。そして、男は後ろを向くと歩き去り、突然消えうせてしまったのだ。目撃者は、背筋に寒気が走ったと証言している。そのとき、奇妙な音が聞こえたので、彼は車の窓越しに外を見た。すると頭上にフットボール場ほどもある巨大なUFOが浮かんでいるのが目に入ったのである。
球形をした巨大なUFOはウィーンという音をたてて上昇した。上空にいた2機と合流すると、三角形の編隊を組み、猛スピードで北に飛び去ってしまった。わずか数秒間のうちにUFOは見えなくなってしまったという。
異星人についてもっと詳しく描写するようにいわれて、目撃者はその男がバンダイクひげをはやしていたことを思い出しました。ただ、そのあごひげは、先端が二つに分かれていたという。
また、異星人は全く言葉を発しなかったという。目撃者は、その男がテレパシーで話しかけてきたと確信していた。まるで、すべてが夢の世界で起こった出来事のように思えたそうである。
・だが目撃者は合理的な人物で真面目と言う定評があった。その彼が自分の話を首尾一貫して主張しつづけたのである。民間のUFO研究団体APRO(全米空中現象調査機構)も調査員を派遣して目撃者に催眠術をかけて調査したが彼の証言は変わらなかった。目撃者は、本当に異星人と遭遇したのだろうか。それとも幻想だったのだろうか。
『ビヨンド・コンスピラシー』 陰謀を超えて
最終段階に突入した「300人委員会」世界支配計画
ジョン・コールマン博士 成甲書房 2009/9/12
<新世界秩序の概念はエリザベス一世にまでさかのぼる>
・300人委員会のあらゆる機関は、委員会の上級スポークスマンであるバートランド・ラッセル卿が「ムダ飯食い」と呼んだ25億人を始末することを目指している。
・地球の資源は、世界計画の下で管理されるべきだと彼らは、考えているのだ。国民国家はローマクラブの支配を受け入れるか、弱肉強食の世界で生きていくかの二者択一を迫られようとしている。
・秘密裡に動いているこれらのエリート陰謀家たちは、いったい何をしようとしているのだろう。このエリート集団は、自らを「オリンピアンズ(オリンポスの神々)」と呼んでいる。
・自分たちが神話の神々に匹敵する力と器を備えていると本気で信じているのだ。彼らは、自分たちと、彼らが崇める神ルシファーが、この世界の真の神よりも優れた存在だと考え、ワン・ワールド計画を実行する天命を負っていると信じている。
・ワン・ワールド政府による新世界秩序を実現する。それは一つの教会と一つの金融制度に支配された世界で、彼らの指示の下にあらゆる国が解体されて国境が消滅しキリスト教も滅びる。
・マインド・コントロールによりすべての人間を支配する手法を確立し、あらゆる工業の発展や原子力発電をストップさせ「脱工業化ゼロ成長社会」を実現する。この計画の唯一の例外は、コンピューター産業とサービス分野である。
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■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■
(2024/12/14)
・バブル崩壊から経済政策や金融政策がうまくいっていないといわれます。そして安倍元総理自身もアベノミクスの失敗を認めていたといわれます。
日本経済の「低所得・低物価・低金利・低成長」の「4低」は、もはや「ふつう」になるそうですが、いわゆる「日本病」は「英国病」のようにこれからも定着するのでしょうか。
高度成長で経済的成功を讃えられた日本も今では、発展途上国から「日本は反面教師にされている」といわれます。
日本でも「産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進」が加速され、デジタルトランスフォーメーション(DX)は世界中で進められています。が、具体的に「では重篤な“日本病”の対策はどうすればよいのか」が最も重要な問いかけになります。
様々な施策は、国民レベルでは「より一層の競争強化社会」になっていくようです。
著者は、「日本が長期デフレに陥った諸悪の根源は、日本人の努力不足などではなく、過去の政府や日銀の経済政策の失敗です」、「しかしながら、インフレ2%という目標には不十分でした。なぜでしょうか。金融緩和は十分にやりましたが、財政出動が足りなかったからです」、「バブル崩壊後、正しいタイミングで正しい金融政策が行われなかったことがデフレに陥ってしまったことは明らかだからです」、「日本はバブル崩壊以降、低所得・低物価・低金利・低成長の「4低」時代に突入し、30年後の今なお日本病から抜け出せないのです」と述べています。
・日本経済の書はアマゾンで4000冊以上ありますが、経済学者やエコノミストの評論はさまざまのようです。日銀や財務省が政策を間違うと庶民は困りますが、「官庁はわが国最大のシンクタンク」ですので、その対策に期待するしかないでしょう。
このような危機の時代には、国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです
国会の地位については「国権の最高機関で、国の唯一の立法機関」(41条)とされていますが、有名無実化、形骸化がすすんでいるといわれます。
肝心の国会も地方議会も憲法や法律で想定された機能を十分に果たしていないといわれます。「2世、3世議員が多くなり、政治家が「家業」になってしまったことも大きな問題です。これでは政治家の資質そのものが落ちて当たり前だ」と指摘されています。
「甘い国際感覚と貧弱な語学力で国益を大きく損ねている」、「社会問題で困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられない」といわれます。
・韓国も「非常戒厳」で大きく揺れていますが、様々な国内経済の様相が政治に影響を与えているともいわれます。韓国、台湾、北朝鮮、中国、ロシアと周辺諸国は地政学的にも激動していますが、いずれもコロナ・パンデミックからの国内経済の状況がうまくいっていないと指摘されています。
ウクライナ戦争もイスラエルとアラブ諸国の戦争も「国内経済」が大きな要因だったといわれます。
「全ての戦争の原因は経済にあるといわれている。いくつもの戦争が起ころうとしており、そしてついには第3次世界大戦に至るだろう」という話もあるようです。
世界のエコノミストや経済学者も日本経済の動向を分析していますが、投資家のジム・ロジャーズ氏は「「日本の円安が心配でならない。日本は大丈夫」という考えは間違いである」、「現在の日本は、イギリスが破綻したときの状況と似ている」と見ているといわれます。
(2024/10/16)
・アベノミクスについては、エコノミストや経済学者の意見は多種多様のようです。
「失われた30年」とかの今の経済的状況は三流の政治家達によって生み出されたといわれます。
安倍首相は円安誘導で日本を破滅に追い込むという話もあるようです。そして安倍総理自身もアベノミクスの失敗を認めたといわれます。
・本書の著者たちは、「途中で失敗とわかっているのにやめなかった。それは金融緩和と財政出動のマクロ政策だけではありません。生産性向上とか働き方改革、女性活躍など、成長戦略と言われる分野にも同じことが言えます」、「アベノミクスの後始末はそういう意味では想像以上にやっかいな取り組みだ」、「ところがその大事な時期に、さらに経済大国の高みに無理やり駆け上がろうと逆噴射してしまったのがアベノミクスということになる。その時代錯誤の罪は大きい」、「(アベノミクスの10年とは何だったのでしょうか)。小野:まったく効果がないのに昔の経済理論がまだ通用すると思ってやって、案の定、失敗した壮大な実験でした」と述べています。
・「三流政治家達のためか、女性の登用も先進国とはいえない(後進国だ)」そうです。発展途上国から「日本は反面教師にされている」といわれます。
官僚や政治家のスキャンダル・失政報道は、国民が不安を覚え、国民が恥をかくといわれます。また良識の国会の「政策の後進性」は、一般国民が恥をかくといわれます。
三流政治家たちだからこそ「裏金問題が起こった」といわれます。
三流の政治家たちでは国を良く指導できないといわれます。
三流政治家達が“反面教師”の役割を果たしているといいます。
三流政治家の墨守する専守防衛だからこそ防空壕、銃器、食糧の備蓄が必要だといわれます。
「失われた20年」の前は「経済一流、政治二流」といわれていましたが、現在は「経済二流、政治三流」といわれます。それ以上の悪評もあるそうです。
「平和主義者が平和を長年唱えていても拉致事件は解決しなかった」といわれます。三流政治家たちが40年以上もかかっても「拉致事件程度の問題」でさえ解決できないといわれます。
「政治主導」といわれますが、「三流の政治家たちでは国をうまく指導できるだろうか?」と疑問視されます。
「通貨の番人」の日銀や財務省も経済政策を間違うこともあると指摘されています。
30年間給料が上がらないのでは、当然のことながら「消費は伸びません」。
「小選挙区制で公認・比例の順位・政治資金・人事を党幹部に握られて、みんな黙々と従うようになってしまった」といわれます。そして、官僚の力を削いでいる歪んだ「政治主導」といわれます。何のための「政治家主導」なのでしょうか? 実力のある政治家が少なくなったそうです。
政権交代を目指して、多くの年月を費やされて作られた「小選挙区比例代表並立制」は、逆に、死票が多くなり、政権交代ができないシステムになってしまったといいます。皮肉な結果です。
イエスマンばかりの政治家と官僚になってしまい、強力な批判勢力がいなくなり、人事とお金を抑えられて、「小粒な」おもしろくない政治家が増えたといわれます。
そして人事とお金を握られて“資本家に忠誠を誓うイエスマン政治”になったといわれます。
国家の命運を左右する総理大臣の権限は強大ですが、「その権限を使いこなせる政治家が求められている」といわれます。
(2024/8/25)
・自民党の総裁選がありますが、岸田首相の突然の発表で、想定外の展開になりそうです。国民の関心も非常に高くなっているようです。興味深く注視したいものです。
「国会議員になったら、次に総理大臣を目指すべき」という話もあるようです。総理大臣になりたい人が多いのは、それだけ議員に抱負があるのでしょう。総理大臣の職務については私たち一般人には、よく分かりません。
総理大臣にならなくてもスタッフとして大いに働けるでしょう。実際に「法律を解釈し運営することは大変なことだ」といいます。
過去の総理大臣の実績を研究している学者もいるようです。「安倍1強政治」という話もありましたが、その背景はよく分かりません。
ちなみに、「国家の命運を賭ける総理大臣の権限は強力なものだ」といわれます。しかしながら、「総理大臣の権限をフルに使った総理大臣は多くない」という話もあるようです。総理大臣の権限をフルに使うには、資質の問題もありますが官僚たちのサポートが必要のようです。そして総理大臣権限でかなりのことができるといわれます。
国会議員は飾りに過ぎず公務員が立法を取り仕切る仕組みを「官僚内閣制」と言うそうです。総理大臣権限を使いこなせる政治家が求められているといわれます。一般的に法律を作るのも難しく、それを実際に運用するのも難しいと指摘されています。
・「“国民の声”が見逃されて、政治が一部の人々の道楽になりつつあるということです」と指摘されています。また“政治とカネ”から“行政の私物化”が懸念されています。
「政務活動費の問題も氷山の一角」と指摘されていますが、現状の政界では「大胆な身を切る改革」は無理だといわれます。
「政治が一番遅れている」といわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。
「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」そうです。
日本の政治は、封建制とまでは言わないが、硬直化して流動性に乏しいことだと指摘されています。1票の格差があまりに大きいと「正統政府」とはいえなくなるといわれます。
「2世、3世議員が多くなり、政治家が“家業”になってしまったことも大きな問題です。これでは政治家の資質そのものが落ちて当たり前だ」といわれます。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」そうです。国の政治は、その国の国民の民度を出ないといいます。
・三流政治家の墨守する専守防衛だからこそ防空壕、銃器、食糧の備蓄が必要だといわれます。
「失われた30年」とかの今の経済的状況は三流の政治家達によって生み出されたといわれます。「三流政治家達のためか、女性の登用も先進国とはいえない」そうです。三流の政治家たちでは国を良く指導できないといわれます。三流政治家達が“反面教師”の役割を果たしているといいます。
良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が恥をかくといわれます。
「両方が壊滅するので核戦争はあり得ない」といいつつ先進国は熱心に核シェルターを整備していると指摘されています。
カジノ法よりも核シェルター法を優先すべきだったと指摘されています。
「“普通の国”ならば、自分も核兵器を持とうと考えます。また、それを当然とするのが現代の国際社会です」という話もあるようです。核大国のロシアとウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争も予断を許さない状況です。
(2023/6/27)
・著者たちは、「「自衛隊に参加して戦う」【5.9%、人口換算約748万人】という最も積極的な回答を除くとしても、「何らかの方法で自衛隊を支援する」54.6%、「ゲリラ的な抵抗をする」1.9%、「武力によらない抵抗をする」19.6%を合計すると76.1%となり、人口に換算すると約9642万人の国民が、いわゆる武力攻撃事態に、国・自衛隊とともに何らかの協力的行動を起こす意志を表明している」、「この点について「百万人郷土防衛隊」を整備すれば、相当な自衛隊の増強に匹敵し、自衛隊が郷土の防衛問題に後ろ髪をひかれることなく正規部隊をフルに前線で使用できる体制が整備できると強調している」、「「人口あたりの核シェルターの普及率」は、アメリカが82%、韓国(ソウル市)が300%、スイスが100%であり、各国ともに緊急避難場所を確保していますが、日本はわずか0.02%にしか過ぎません」、「このような事態を想定して、国際法は、民間人およびそれを保護する非武装の民間防衛組織の活動を守るため、自衛のために軽量の個人用武器のみを装備した軍隊の構成員の配置・配属を認めている」、「ウクライナ戦争が日本人に突き付けたことは、戦争が始まれば国土全体が戦場となり安全な場所などない、また民間人の保護により戦争による被害をできる限り軽減する目的の国際法は安易に破られるという現実」、「実際、欧州に目を転じてみれば、2022年2月以降のロシア軍の侵攻により、ウクライナ国民がロシア軍によって虐殺とも言えるような被害が大規模に行われている現実をみて、我々はその教訓をただちに活かさなければなりません」と述べています。