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烏瓜

2024.12.18 08:35

facebook日高 のぼるさん投稿記事

けさは7•3°晴れ時々曇り12°予報^ ^カラスウリ(烏瓜、ウリ科)の果実です♪

和名はカラスが食べるからと言う説がありますが、カラスは食べません。日本、中国原産。日本では北海道から九州まで自生、民家に近い山野でよく見られます。花期は7〜9月頃、白いレースような糸状で夜開花し朝には萎むので、あまり目に触れません。夜開花するのはスズメガを誘き寄せ、受粉の手助けをさせるため。

果実期は10〜11月頃、緑から熟すと鮮やかな朱色の実を付けます。緑色の果実は食べることができ、塩漬けや味噌漬けで漬物などで食べられるそうです。若葉も食用にされ、生薬としても使われています。

種子の形が結び文に似ていることから、烏瓜の花•実言葉は「良き便り」です^_^


facebook「鎌倉手帖2012」ファンページ投稿記事

からすうり

うずらの卵よりもひとまわり大きなこの実を見つけると、いつも「うわーっ!」と嬉しくなってしまいます^^;

カラスウリを歌った歌を調べてみると・・・

濡れそむる蔓一すぢや鴉瓜   芥川龍之介

堤の木ひょろりと立つなり烏瓜 河東碧梧桐

からす瓜風にふるへば思はれぬ高く尖れる屋根に鳴る鐘 与謝野晶子

ぶら下がってゐる烏瓜二つ 種田山頭火

行く秋のふらさかりけり烏瓜 正岡子規

俳句や和歌は心の動きを表すものだと習ったことがあります。だとしたら、やっぱりみんな烏瓜を見つけた時「うわーっ」ってなるんですね、いろんな方が歌に詠んでいるところをみると^

facebook田園カフェ さん投稿記事

晩秋

 里の野良には紅色鮮やかな烏瓜が垂れ下がり。道端にはチカラシバや野菊(ヨメナ)が小さな花をつけています。

烏瓜の別名は「玉梓」(たまずさ)。この名前を聞いて思い当たることがあります。南総里見八犬伝の物語で八犬士のあだ役として登場する妖女の名前が「たまずさ」。物語の作者、滝沢馬琴は怨念の塊みたいなその妖女になんで「たまずさ」と名前をつけたのかわかりませんが。

行く秋のふらさがりけり烏瓜」(子規)


facebook菊池 純代さん投稿記事

水彩歳時記 10月26日季語「烏瓜(からすうり)」

 夏に白いレースのような 花を咲かせ秋に実をつける。実は卵形で、縞のある緑色から熟し て赤や黄に色づく

連なりて万国旗めき烏瓜  純代

久々に行った小さい池の側に烏瓜が生っていました。ちょっと離れ離れに朱い実が蔓から垂れ下がっていて、他にも蔦の葉が垂れていたりして色とりどりで、運動会などの空を飾る万国旗のようでした。烏瓜は本当に美しい色で、とても目を引きます。烏が好んで食べるので烏瓜と名付けられたそうですが、烏も綺麗な色に惹きつけられるのでしょうね。


facebook原田 みつ子さん投稿記事

🎀小さなアトリエ💐No.198《烏瓜の種》

秋の野において、烏瓜はひと際 目を惹く。これを見ると「烏瓜の中には大黒様が入って

いる。種を取り出して 、洗って、 干して 磨いて 、財布の中に入れておけば 、不思議なことにお金が貯まるぞ。」と 、 私が子どもの頃、じい様が話してくれたことを思い出す 。

烏瓜の種をよく見ると、中には大黒様によく似た形をした種がある。

これを磨いて、白い紙で包み財布の中にそっと入れておく・・

こんなことでお金が貯まるとは思わないが・・何か良いことがあるのかも・・。と、ついほっこりしてしまう・・🎵。~🍁カラスウリ🍁~