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成冨史絵のゼンタングル®︎

26日目『水滴』ZENUARI 2019

2019.01.25 13:06

26日目のゼニュアリは、ゼンタングルと水滴をコラボレーションさせるというテーマ。


私は高校生の時に、アクリル絵の具で水滴を描くのが大好きだった時期がありましたので、懐かしい気分で描かせていただきました。

今回はゼンタングルですので、ピグマペンと、鉛筆だけで描きました。


それでは簡単なチュートリアルを載せて行きます。


まず、いくつか水滴を描く練習をしました。それから以前描いた習作のタングルの中から、シェーディングの少ないものを選んで描き始めました。


水滴の表現は主に鉛筆で行うので、ベースのゼンタングルにはあまりシェーディングがない方が良いです。


一つ前の記事で紹介したチュートリアルでは、水滴の中の屈折(歪み?)を表現していましたが、あまり気にしなくてもそれっぽく見えます。


分かりづらいですが、ピグマ01で、うっすらと円を書いていきます。まん丸でも、歪んでいても大丈夫ですが、私はできるだけ丸く描きました。

たくさんの丸が描かれてるの分かりますか?もちろん1つだけでも良いです。ゴリゴリ描かないのがコツです。


下記の練習水滴のように、歪んだかたちでも大丈夫ですよ。


鉛筆でピグマペンの際に影をつけていきます。やはり、光の当たっている方向を考えて、影の向きを揃えた方がそれっぽく見えます。

水滴の他に、ビー玉っぽいのも練習で描きました。ポイントは影の違いですね!

↑鉛筆で影をうっすらつけただけでも、水滴のような感じに見えてきます。少し水彩色鉛筆で色も入れてみました。


↓影と反対側の水滴の内側(右上)に濃いめの鉛筆を入れます。

ホワイトは抜いて塗っても良いし、あとでジェリーロールを使ってもOKです!!

影を入れた方(左下)の水滴の内側にもハイライトを入れます。


全体にシェーディングを足して出来上がりです!


どうでしょう。大雑把な解説ですが、昨日のチュートリアルと併せて見ると、なんとなくそれっぽいものがかけるのではないでしょうか!!!



水滴とゼンタングルを組み合わせるのは、以前からずっとやってみたかったテーマです。しかし、思っても忘れてしまうもので、、、、このゼニュアリの機会に感謝したいと思います!!


完成したタイルの上に、ペンや鉛筆、ホワイトを使って描き加えることを、ゼンタングルでは『tranzending トランゼンディング』と言います。

水滴もその手法の1つと言えますね。


最初は上手くいかなくても、描いて行くうちになんとなくそれっぽいのが描けるようになるはず!!

レッツトライ!!!