氷城の解禁
2014年に日本で劇場公開した映画『アナと雪の女王』が、今年で日本公開10周年を迎えるということで、地上波『金ロー』で11月29日から3週連続で放送されていました。
観ていた方もいるでしょうか。
私にとっては、もう二度と観ることはない(観ることの出来ない)と思っていた映画でした。
亡き子 有ちゃんには6歳離れた姉がおり、二人姉妹。
(私自身にも妹がおり二人姉妹)
(その妹も女の子二人を授かり)
(うちの主人の妹も女の子二人を授かっていて)
偶然とはいえ、そういう事情も色濃く影響してしまい、世の中の“二人姉妹”を目にするのがとてつもなく辛い時期が何年も続いていたのです。
その上この映画は、まだ有ちゃんが存命だった頃に家族4人で一緒に楽しんだ映画の一つです。
なんとなくクールなエルサは長女のイメージであり、妹アナは(実生活でも学校でもお笑い担当だった)次女の有ちゃんのイメージでしたので、私にはとても愛着のある姉妹映画でもありました。
有ちゃんと私二人恒例の年末イルミネーション撮影会では、もちろんその2014年にも東京駅周辺のビル街であちこち点在展示されていた、ディズニー映画モデルのツリー等を探すツアーに出かけていました。
それほどに思い入れのあった映画だったのに、事後にはもう見るに耐えられないモノとなってしまったのです。
(長女は『となりのトトロ』がダメになったらしい)
当時、社会現象を巻き起こすまでに大ヒットした『アナと雪の女王』。
アカデミー賞長編アニメーション賞、主題歌賞をディズニー初のダブル受賞。
日本公開10周年を迎え、3週に渡って地上波『金曜ロードショー』で放送。
でも観れるわけがない。
放送になるその日までそう思ってたのですが………
観ちゃいました。(´;ω;`)
そして気になっていた『2』も。
続編は前作を超える大ヒットだったとのことで、本当は気になって仕方がなかったのですが、この度やっと。
雪や氷の世界の場面が多いのに、とても熱いドラマが展開されていて、映像も美しいのでのめり込んで観てしまっていました。
(ノーカット版も観てみようと思っています)
でもやはり『1』は、泣けてしょうがなかったです。
けれどその涙で更に凍り付いてゆくという心理状態ではもはやありませんでした。
流れ出た涙の勢いで、氷の城が溶け出したというのか。
年数をかけて、流す涙の質も違ってきているのでしょうか。
📷KITTE丸の内1Fアトリウム展示、巨大スノーホワイトツリー2014
――懐かしい。
そして………
📷『アナと雪の女王』氷の城イルミネーションタワー2014
10年前のカメラで撮ったので多少粗いですけれど、瞳を輝やかせて見入っていた有ちゃんの表情は、ちゃんと思い出します。
また一つ解禁ですね。
動き出した今年2024冬、タイミングの合った天使ママさんたちに導かれ、彼方の御子たちも伴い、京王多摩センターで可愛らしいイルミネーションたちに顔もこころも綻びました。
ありがとうございました🌟🌟
たま(多摩)には羽をのばして。。。
📷まさにおあつらえ向き?こんな撮影スポットもありましたぞ(^_^;)。
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