基準は自分!思うように動けない自分の身体を責めるのをやめよう
2024.12.21 11:28
健康のために
身体を動かし始めても
”先生”と同じように身体が動かなくて
自信を失ってしまう人は少なくありません。
思うように動かない自分の身体が
ダメだと思ってしまい、
どんどん自分を下げるような
振る舞いをしてしまいます。
けれども、
本来の目的は自分の健康のため。
誰かになるために
始めたことではないはずなので
周りと比べてしまうときこそ
自分の身体へ意識を集中するチャンスです。
よく相談を受ける内容ですが、
「ヨガを始めたけど
先生のようにポーズがとれなくて
身体を柔らかくしたいんです。」
これは目的がすり替わっているパターンです。
ヨガができる身体になりたのか?
それとも
自分にとって快適な身体になりたいのか?
本来の目的を思い出してほしいのです。
思うに動けない身体は
いわゆる”行動”だけではなく
運動にまつわる場面でもよくあります。
そんな人には必ずお伝えしていることは
「基準は自分」であること。
周りの誰かと比べずに、
今の自分がより快適になるために
動かそうとすることが大切です。
身体は人生をあらわしています。
人生がそれぞれであるように
身体も人それぞれです。
もしも、
あなたが誰かの指導を受けていて
あなたを憧れさせるような言動があるならば
その人から指導を受けるのはやめた方がいいです。
「私のように」という意図を感じたら
あなたが本来の健康状態を取り戻すことを
遠ざける可能性があるので離れましょう。
それに、
大勢の前でポーズをしているその人も
意外と身体を無理させていたりするんです。
集団のレッスンや学びでは
自分の目的を見失わないように、
そして
自分の身体を大切にすることを
意識してみると
自然と動き出せるようになります。
Hatsumi/Bodymaster