黒人女性初の米大統領へ(読売新聞)
2019.01.22 14:57
米大統領選への出馬を表明したのは民主党カラマ・ハリス上院議員。女性の大統領は未だかつていない。もし実現すればこれはとても素敵なニュースだ。
サンフランシスコ・ベイエリア出身のハリス氏は、6年間検事を務め、サンフランシスコ地区検事長に2回当選した。その後は2010年にカリフォルニア州司法長官となった。そしてハリス氏は上院議員に当選した2人目のアフリカ系アメリカ人女性でもある。
「黒人の命だって大切だ」を結集させた指導的な司法長官のひとりで、彼女は2016年7月に起きた警官による黒人の殺害事件で警官が関わったデータを記録し、警察の不公平な行為を減らすためのトレーニングを増加させるよう訴えた。
またカリフォルニア州での同性婚を法律上で合法化されるようになったのも彼女が大きな役割を果たしている。
このように数々の問題と時代の流れ・市民に寄り添い、また強い意見を持ち先導するリーダーであるように感じる。彼女に人々は惹かれるのであろう。トランプ大統領とどう対峙するか注目が集まる。
21日は公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師を記念する祝日だった。