ー国産アロマハントの旅ー岐阜県クロモジ① 岐阜県飛騨産業さんとの出会い
こんにちわ。
去年の話になりますが、国産の香りを探す旅をスタートさせました。
香りを作る仕事をする上で、材料となる精油(エッセンシャルオイル)はとても重要。
同じオレンジだとしても、メーカーや産地等によって香りが異なります。
(ワインやウイスキー等と同じ)
精油はこの仕事をする上で一番重要。だからこその私の中でのこだわりは、
・オーガニック認証を取得していること
(認証が取れない精油は、限りなく野生種から採取されたものあること)
・サスティナブルであること
・生産者さんの想いがちゃんとつまっていること
・良い香りであること
・なるべく国産の精油を使う
(気候や土地柄的に日本での生産が難しい精油は、上記を満たす精油を使っています。)
国産のいい精油ないかな~と思い始めた頃、
去年のミラノサローネで素敵なご縁を頂き、岐阜県飛騨高山に行ってきました。
初めて飛騨高山を訪れたのは去年2018年の7月頃。
飛騨高山には杉やヒノキなどの木がたくさんあり、和精油の産地としても有名なエリアです。
外国の観光客もたくさんいらしている人気スポット。
自然豊かで、空気も澄んでいて、何よりもお水もご飯(特にお野菜)も最高においしい。
現地の方々もとっても優しくって、初めて行った時から大好きになりました。
(気づいたら7月から12月まで毎月行ってた。笑)
飛騨高山での香りハントにご協力いただいたのは、飛騨産業さん。
98年の歴史がある国産家具メーカーさん。
初めてお会いした時に、
“「何年もかけて大きく太くなった木を切って、家具にするため、切った木は、できるだけ無駄にしたくない」「森を守るために伐採や枝打ちを行う際に出てくる木々を、余すことなく使い切りたい」 という想いから、家具作りには使えない木々を使ってエッセンシャルオイル(精油)も製造しています。”
とお伺いし、とても感動しました。
実際に香りを嗅がせてもらったら、すばらしく濃度が高く、とてもフレッシュでいい香りのものばかり。
しかも、自社で蒸留器を保有しているとお伺いしたので、蒸留所の見学をさせて頂いたのを皮切りに、自社で保有している山に入らせてもらって、クロモジの採取から蒸留までの全工程を体験させていただきました。
せっかく素敵な体験をさせてもらったので、数回に分けてレポートしようと思います◎
お付き合いいただけたら幸いです。
Haruna.