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のささげの実やむらさきのひるがへる 五島高資

2024.12.24 05:40

青黒に倣ふのささげ童子かな 五島高資

https://ameblo.jp/fukuzuka20/entry-12775409400.html  【青色と黒色が混ざり合った艶やかな湿ったような色「青黒」【伝統色名331】】より

あなたの魅力を引き出すマジカルカラー「あなた色」で人生を変える。

こんにちは。東京都新宿区NPO法人CLE協会(色彩生涯教育協会)インストラクター、愛里子(あいりす)の近藤 智美です。

11月27日は「青黒」青色と黒色が混ざり合ったような色みで艶やかな底光りがある湿ったような具合の色です。

平安時代の色目にも登場する歴史のある色で「黝」(あおぐろ)という漢字も使われます。

この漢字は近代文学ではこぞって使われていたそうです。

濃い霧を表現したりなど奥深い感じを示すのに、黝は想像力を掻き立てていたようです。

暗い色みは視覚だけでなくほかの感覚も使わないとよくわからなかったりするので

イメージも膨らむのかもしれません。

https://www.1101.com/yomenago/go_060416_01.html?srsltid=AfmBOoohXckmGveE3SSWEUVVOSOfVvt_Ouhi4OdlG07KcUY4Fdh_zGu_ 【あおぐろい【黝い】より

あおぐろい? あ、お、ぐ、ろ、い‥‥。一字ずつ読んでもそう書いてありますねえ。

それはあれなの?黒ずんだ青っていうか、青みがかった黒を「青黒い」っていうのとは違うの?え? ふんふん? はあ?「青黒いと同じ」ですって!?

じゃあ「青黒い」でいいんじゃないの?てゆうか、これどっちが先にできたことばなのよ?

それはわからない?

じゃあじゃあ、「青白い」にもこういうのあるの?え? それはないの? なんでよー。

疑問だらけだよー。でもまあ、こんな変なことば、覚えておきますよ。

【解説】 (形)[文]ク あをぐろ・し青みを帯びた黒色をしている。三省堂『大辞林 第二版』より】

https://note.com/chikuwash/n/nea10c1b174ca 【色が人に与える”5つの感覚”について】より

色って不思議ですよね。

色からそのモノのイメージが感じられたり、カラフルな配色の商品やラインナップをみるとなぜかワクワクしたり。

自然や日常の中で感じられる感動も、色があることで強く記憶に残り、遠い記憶も鮮明に思い出すことができたりします。

仕事柄、配色についてはちょこちょこ調べたりしているのですが

「配色をつくる」というよりは、各色の持つイメージや人に与える影響的なところを知りたくなったので、その辺りがわかりやすく書かれているものを探していました。

そこで見つけたのが「色彩心理図鑑」という本です。

結構分厚いのですが、イラスト&わかりやすい言葉で書かれており、これはタイトル通り決定版だなと思いました。

そのなかで「色が与える感覚」という内容が、基本的でありながらも改めて学びになったので、ご紹介したいと思います。

温度感覚

赤・オレンジ(暖色) → 「火・太陽」を連想して暖かく感じる

青・青緑(寒色) → 「氷・水」を連想して冷たく感じる

<例>こたつ

発売当初のこたつは赤外線ランプが白かった

消費者に暖まることが伝わらずランプを赤くしたことにより、大人気商品となった

赤を見るとなぜか元気がでるのは、火や太陽からイメージし、エネルギーを感じるからなんですね…

重量感覚

黒や紺の濃い色 → 「鉄」を連想して重たく感じる

白やパステルの薄く明るい色 → 「雪・雲・綿」を連想して軽く感じる

<例>引越し業者のダンボール

白いものが多い理由は、清潔な印象に加え、軽く感じる色にしている

配色で暗い色の割合を多くすると、重厚感や高級感といった引き締まった印象をもたせることができますね。

ちなみにダークモードは最近当たり前になってきていますが、重たい・強いというよりは、安定しているなという印象を個人的には受けます。

時間感覚

赤・オレンジ(暖色) → 時間が長く感じる(短い時間で長く時間を過ごしたという錯覚を持つ)

青・青緑(寒色)→ 時間が短く感じる(長い時間を過ごしたが短時間という錯覚を持つ)

<例>お店

暖色の壁だと実際にかかった時間より長く過ごせた感覚になり、回転率が上がる傾向がある

<例>PCなどの画面

長時間PCと向き合わなくてはならない場合、赤い画面より青い画面のほうが長時間作業していても短く感じられ、疲れにくい

確かにお店の内装の配色を思い出すと、カフェは暖色系が多いように思います(笑)

位置感覚

暖色で高彩度の色 → 近くに見える(進出色)

寒色で低彩度の色 → 遠くに見える(後退色)

<例>看板や標識

瞬時に判断しなければならない標識などは、近くに見える「進出色」が使われていることが多い

「位置感覚」に関しては、全ての人がそう見えるという単純なものではないようで、それぞれ見え方が異なるという説もあります。

どうでしょうか。赤のほうが飛び出てみえますか?

サイズ感覚

暖色で明るい色 → 大きく見える(膨張色)

寒色で暗い色、黒 → 小さく見える(収縮色)

<例>フランスの国旗

トリコロールカラーの割合はすべて同じではなく、青の幅30%、白の幅33%、赤の幅37%として、風になびいた時、3色が等分に見えるようにしたそう

<例>黒のタイツ、スキニー

脚が細く見える効果があり人気

ただし、全身黒だと重々しくなり効果は半減すると言われている

どうやら、大きさの見え方には明度が深く関係しているようです。

おわりに

色については、その人の経験からくるイメージの影響を受けているので、もしかしたら人により見え方の感覚が違うのかもしれません。

もちろん国によっても違いは出てくるのかなと思います。

この「色が与える感覚」をうまく利用して、新しいコンテンツやプロダクトを作る際の配色の参考にできればと考えています。

参考・引用元 

色彩心理図鑑(ポーポープロダクション)


【坂上田村麻呂から学べる教訓 何した人か5分で解説【人を許すということ】】より

ども!歴史好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

歴史は繰り返すと言われます。

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!日本史の偉人から学べる教訓シリーズ。40人目は奈良時代から平安時代に活躍した「坂上田村麻呂」です!

征夷大将軍として活躍し、武力にも長けていた人物。

東北の制圧に尽力し、敵であった東北の勇者『阿弖流為』とのストーリーも感動的です!!

そんな征夷大将軍の生涯と彼から学べる教訓を書いていきます!

坂上田村麻呂って何をした人?坂上田村麻呂から学べる教訓は?

これらのことをざっくりと5分でわかるように解説していきます^^♪

坂上田村麻呂って名前は歴史好きでなくても一度は聞いたことあるでしょう。

奈良時代に、征夷大将軍として、当時蝦夷と呼ばれていた東北地方を制圧した武将です。

彼の生涯をざっくりとご紹介します!

征夷大将軍になるまで

奈良時代の780年に坂上苅田麻呂の子どもとして生まれました。坂上が苗字で、田村麻呂が名前です。父親同様、下の名前が長いですね。笑

家系は、部族の一家で父親は公卿という役職でした。公卿とは、当時の朝廷に仕える貴族のこと。エリート一家だったんですね。

そんな家系だったので、坂上田村麻呂自身も、宮廷に仕えており、武力にも長けた人物だったようです。

当時、朝廷は、蝦夷と呼ばれる東北地方、北海道地方の制圧に手を焼いていました。

仙台にある「多賀城」という城を拠点に攻め入っていたのです。(多賀城は今でも地名になって残っています。)

789年には、紀古佐美(きのこさみ)という公卿の人がリーダーとなって蝦夷制圧を試みましたが、蝦夷のリーダーである「阿弖流為(アテルイ)」という人物にボロボロに負けてしまいます。

阿弖流為の銅像

東北の豪族で最強の勇者『阿弖流為』(それにしても怖い・・・)

この阿弖流為という人物はめちゃくちゃ強かったそうで、今でも東北では有名なヒーローです。その阿弖流為と、坂上田村麻呂は戦うことになります。

征夷大将軍となり、東北制圧

紀古佐美が負けたことで、「こりゃいかん!」と朝廷からは、坂上田村麻呂に白羽の矢が立ちます。平安時代になったばかりの797年には坂上田村麻呂は「征夷大将軍」に任命され、阿弖流為を倒すために関西から東北まで遠征をします。

征夷大将軍とは、蝦夷を討伐するための最高司令官のようなもの。実質、戦でのトップとなります。

阿弖流為と坂上田村麻呂は非常にいい勝負だったようですが、坂上田村麻呂の攻めによって、拠点となる胆沢城(岩手県)が建てられたり、阿弖流為にとってかなり不利な状況になりました。

そこで、東北の皆が痛めつけられるのが我慢できず、阿弖流為は坂上田村麻呂に降伏します。

このとき、彼ら2人にどういう会話がなされたかは定かではありませんが、坂上田村麻呂は捕虜として捕らえた阿弖流為を「助けてあげてほしい」と朝廷に懇願したそうです。

結局、朝廷には受け入れられずに阿弖流為は処刑されてしまいますが。

その後、坂上田村麻呂は、京都にある清水寺の本堂を大規模に改修したことでも知られています。阿弖流為の記念碑も清水寺にあるんです。死後も軍神と崇められた

坂上田村麻呂の武勇は代々受け継がれ、「坂上田村麻呂伝説」という物語まで作られました。

811年に54歳で亡くなったときも、「これからも平安京を守ってほしい」と嵯峨天皇は坂上田村麻呂の死体に甲冑を着せて、守護神として立ったまま葬らせたと言われています。

すごすぎ!!

軍神とも崇められ、坂上田村麻呂はスーパーヒーローだったのです。

人を許すということ

花を持つ女性

僕は坂上田村麻呂が、「阿弖流為を生かしてやってほしい」と嘆願した話がとても好きです。

当時、坂上田村麻呂と阿弖流為の間で、どんなやり取りがされたかはわからないですが、友情に近いものがあったんじゃないかなと妄想しております。

東北の民のために降伏した阿弖流為。

その姿勢に感動した坂上田村麻呂は、阿弖流為を許そうとしたんでないでしょうか。

「人を許す」という姿勢に学ぶことがあります。人を許すのは自分のためになるのです。

人を許さずに復讐したところで、気持ちは和らぐかもしれませんが、根本的な事実が変わるわけでもなくネガティブな感情が残りますね。

キリスト教の聖書でも人を赦すことについて説かれています。

傷つけられた人を許すことって非常に難しいですが、別に相手と仲良くしなくたっていいんです。許す=自分のネガティブな感情に対処するということ。

許すことは自分のため。

坂上田村麻呂も、阿弖流為を処刑したところで何も得るものはないとわかってたんじゃないでしょうか。それよりも、東北の民を思って戦っていた者を味方につけたほうがいいと考えていたんではないかと僕は考えます。

坂上田村麻呂から学べる教訓

坂上田村麻呂から学べる教訓は「人を許すということは自分を大切にするということ」です。

坂上田村麻呂は強いだけではなく、人を許せる広い心を持った本物のヒーローだなぁと感じました。

人を許すことが自分のためにつながっているということを理解して、僕もイラっときても人を許すことを意識しようと思いました。

Facebookウォン ウィンツァンさん投稿記事

心に響いたポエムです。中川れい子さんより

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エサレン研究所設立の原動力となった、ヒューマン・ポテンシャルを唱えたオールダス・ハクスリー。遺作の小説「島」のこの一節は、エサレン研究所のFacebookで紹介されていたのを見つけ、急いで片桐ユズル先生訳の「島」でこの一節の日本語訳を探しました。ちょうど、その1カ月後に、ユズル先生を偲ぶ会が京都で開催されたので、ユズル訳のこの一節を朗読させていただいたのが今年の3月。まるで、天国のユズル先生に向けて、偲ぶ会で朗読するために見つけたかのような一節ですが、どうわらこれは「島」の中でも有名な一節だったようです。ああ、ユズル先生ともっと「島」の話をすればよかった。。。

今日はイギリス文学のページでアップされていたのでシェアします。これは、Deep Lでの訳。

身軽に、、という訳はユズル先生は「かろやかに、かろやかに」と訳されていましたので、そこだけ修正しますね。原文は、Lightly

⭐️

暗いのは、あなたが頑張りすぎているから。子どもよ、かろやかに。何事も、かろやかにやることを学びなさい。そう、深く感じていても、かろやかに感じなさい。

かろやかに、ただ物事に身を任せ、かろやかに対処する。

あの頃の私はとんでもなく真面目で、ユーモアのない小心者だった。かろやかに、かろやかに。 これは私に与えられた最高のアドバイス。

死ぬときだってそう。重々しいことも、荘厳なことも、強調することもない。

レトリックもトレモロもない、自意識過剰なペルソナがキリストやリトル・ネルの真似をすることもない。もちろん、神学も形而上学もない。

ただ、死ぬという事実と、澄んだ光の事実があるだけだ。

だから、荷物を捨てて前に進みなさい。あなたの周りには流砂があり、あなたの足元に吸い付いている、恐怖と自己憐憫と絶望の中に吸い込まれようとしている。 

だからこそ、あなたはかろやかに歩かなければならない。

かろやかに、愛しい人よ、つま先立ちで、荷物も持たずに、スポンジバッグさえも持たずに。

- オルダス・ハクスリー『島』

English literature

暗いのは、あなたが頑張りすぎているから。軽く子供、軽く。 何事も軽く行うようになろう。はい、深く感じていても軽く感じてください。軽く物事を起こさせて軽く対処する。

あの頃は本当に真面目だった、なんてユーモアのない小さな特長。

軽く、軽く - これまでで最高のアドバイスだ。

死ぬことになったら。 驚くべきもの、あるいは強調的なものはない。言論的で、震えもなし。キリストやリトル・ネルの祝われた模倣をする自意識的な人物はいない。

そしてもちろん、神学も形物理学もなし。死ぬ事実と明らかな光の事実。

だから荷物を捨てて前に進め。あなたの足にしゃぶる速砂がある。

あなたを恐怖と自己憐れみと絶望に吸い込もうとしている。

だからあなたはとても軽く歩かなければならない。軽く私のダーリン つま先で荷物なし、

スポンジバッグでもない、全くもっていない。

— アルダス・ハクスリー、島