ー国産アロマハントの旅ー岐阜県クロモジ②クロモジ蒸留レポート(前編)
こんにちわ。
今回はクロモジ蒸留レポート前編です。
飛騨産業株式会社さんの保有されている山に入らせてもらい、クロモジの材木を集めるところから、蒸留までという大変貴重な体験をさせてもらった一連をレポートします。
少し長くなりますが、お付き合いいただけましたら幸いです。
お伺いしたのは2018年10月28日~30日。
スケジュールとしては、こんな感じでした。
[全体スケジュール]
・10月28日(日):飛騨前入り
・10月29日(月):朝8時集合後、山入り。
午前 いっぱいクロモジ採取。
午後 採取したクロモジを粉末化
粉末化が完了した後に、蒸留スタート
・10月30日(火):午前 蒸留の続き
午後 打ち合わせ
夕方 帰京
[蒸留レポート:1日目]
朝8時に集合し、飛騨産業さんのスタッフさんと車で山へ向かいました。
乗用車でこんな山道を走って大丈夫なの?!ってくらいのあぜ道をひたすら走る走る。
集合してから1時間ちょっとくらいで山に到着。
準備をして早速採取スタート!
すでに紅葉が始まっていて、イメージしていたクロモジの葉っぱよりもだいぶ鮮やかな黄色の葉っぱが多かったです。
(紅葉前の葉っぱ)
(下側の写真:紅葉が始まった葉っぱ)
こんな感じで、クロモジがたくさん生えているエリアだったけど、
クロモジ以外の木(例えばニオイコブシとか)もあるため、
初心者の私は木の選別が大変でした。
飛騨産業さんのスタッフのみなさまは、目利きで選別しておりましたが、
わたしは葉っぱをこすったり、小枝を折ってみて香りで判断。
蒸留は葉っぱや小枝も使用するけれど、メインは木から。
木切断用のはさみや鋸使って伐採していきました。
傾斜で木を伐採する作業は初めての経験だったので、想像以上にかなりの力作業。
ぶれてしまっているけれど、これは木を伐採直後の写真。
びっくりするくらい、クロモジの香りが立ち込めてとってもいい香りでした。ほわほわ。
(クロモジの実)
私含めて4名で約2時間近く採取をして、25㎏程のクロモジを採取!
(実際わたしが採取した量は5kgもなかったと思う。。)
それをトラックに積んで、飛騨産業さんの蒸留所移動!
この枝たちを粉砕した後、いよいよ蒸留スタートです◎
(後編に続く)
Haruna.