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社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

旧NISAの顛末

2024.12.26 12:15

今年新NISAが始まりましたが、

私は旧NISAから利用しています。


つみたてNISAではなく一般NISAの利用者です。

一般NISAの場合、非課税機関は5年。

ただ、ロールオーバーできるので最長10年まで。

但し、2024年からは新NISAが始まりましたので

ロールオーバーできない場合もあります。


私、ロールオーバーして10年ギリギリまで粘っていた

銘柄が2銘柄。

粘っていたというのは含み損だからです。

しかし結局含み損のまま12月を迎えることになり、

売ることにしました。


私、ほとんど損切りをしません。

株や投資信託は長期で持つのが普通だと思っているからです。

しかし旧NISAの場合、NISA口座が消滅することにより

NISA口座で買っていた株や投資信託はそのまま課税口座に移されます。


例えば旧NISAで10万円で買った株が8万円に値下がりしたとします。

そのまま課税口座に移ると取得価格は8万円ということになります。

時が経ちその株が10万円になったとします。

そこでやれやれと思って株を売ると2万円の利益が出たと見做され

その2万円に税金がかかります。


しかしよく考えてみると元々は10万円で買った株を

10万円で売っただけのことで損益は0です。

こういうことを避けるために私は損切りすることにしました。

ただ、1銘柄は配当を考えると利益が出ています。

もう1銘柄は配当込みでもマイナス、優待を考えるとなんとかプラスでした。


このことからやはり新NISAは使いやすいなと思います。

非課税期間が無期限ということは大きいです。

やはり投資は長期を前提に考えたいものです。