ふっこう割に感謝!冬の道北ワンデ(1/19~20)

2019.01.23 15:36
報告者 ただの⑶


まえがき

 

大寒波、暴風、ホワイトアウト。

今期最強の冬の嵐が到来した試される大地、北海道。なんだかすごい天気になりましたが、溢れんばかりのCL力で一旦晴らしておきました。とりあえずワンデの2日間は天候が持ちそうです。


今回は学年、性別、今まで参加した計画、さらには国籍まで、本当に多種多様なメンバー16人で真冬の道北を巡ります。



それでは札幌から270キロ、北を目指してレッツゴー!



■■■■■■■メンバー紹介■■■■■■■


CL ただの⑶ 

      いい計画でした!

SLきたぱん⑵ 

      宿で戦わせてスマン…

カトー⑶、うべ⑶、コール⑶、サラ⑶、コヤ⑶、ヤマネ⑶、ジョイ⑵、つかちゃん⑵、ヤス⑵、タキニー⑴、まいやん⑴、るる⑴、チヨコ⑴、ファンファン⑴

計16人

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1日目

1月19日



真冬のオロロンラインを北上中。

目的地はセコマの「とよとみしぼり」でお馴染み、豊富町です。

これぞ北海道って感じの、いい景色だね!?


「チャリシリの辛い記憶が…」

……人によっては嫌な記憶が蘇るようです(笑)


チャリだと辛いかもしれませんが車だとあっという間。目的地のサロベツ湿原センターに到着しましたよ〜


スノーシューを履いて、いざ白銀のサロベツ原野へ!!!



スノーシューで雪を踏む感触が心地いい。

ギュッ、、ギュッ、、、ズボッ!

たまーに穴があるので要注意。


雪ではしゃぐメンバー達。

いい写真!アナ雪みたい。

記念にみんなでパシャリ。

バカでかいサロベツ湿原も、この16人で貸切状態。



しばらく歩くと……

お!アレは!



日本最北の百名山、利尻富士です!

冬に見る利尻もカッコイイ。ラスボスっぽい。



寒くなってきたので湿原センターに戻りましょう!


そういえば、スノーシューで歩いている姿をたまたま居合わせた方にドローンで撮影して貰いました。その映像の使い道を聞いてビックリ。

どうやら撮影した映像は、環〇省が外国人に向けて公開する北海道のPR動画に使われるかも、とのこと。

動画が採用されれば今年の夏には一般公開されるようです。


ついに歩く会も世界進出らしいです……





ここ数年は「サロベツ=チャリシリ」って感じになっていますが、ワンデとして単体で来るのも面白いです。夏は夏で花を見ながら散策ができるので、年中楽しめそうですね!



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雪遊びで体を冷やした一行は、豊富町内の温泉へ。

「ふれあいセンター」ってどこにでもありそうな名前ですね。けど、ここのお湯は他にはない特徴があります。

この温泉はなんと、石油の臭いがするんです。


「入浴すると石油王になれるのでは?」


「ちょっと石油浴びてくる!」


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入浴後はお肌しっとりモチモチ。

残念ながら石油王の称号は手に入りませんでしたが、美肌を手に入れたメンバー達。


さて、ここからは本日のメインに移りましょう!



サロベツ原野にポツンと建つ、一軒の宿。

こちらが本日の宿「民宿あしたの城」です。



ガラガラ…「お邪魔します〜」


宿に入ると優しそうな女将さんが出迎えてくれました。

初めて来たのに、なぜか実家のような落ち着きがあります。



こちらは1階の大広間。

薪ストーブが温かい。

前後に揺れる椅子に座り、暖を取るうべちゃん。これは人権を享受している顔ですね。


???「赤ちゃんだから揺りかg…なんでもない」



さあ、2階の客室にも行ってみましょう!

お部屋はこんな感じ。

この写真は何かと戦ってる最中だそう。

矢吹丈並に戦うファイター達。死闘の末、真っ白に燃え尽きてました(適当)



それではお待ちかねの夕食タイム。

あしたの城の名物、「牛乳鍋」です!



牛乳鍋と言っても、クリーミーな美味しい鍋。元気で面白い宿主さんが鍋の食べ方を教えてくれます。


どうやらこの宿主さん、僕くらいの歳の時、ここサロベツに民宿を始めたのだとか。

お金が無いので、全くの素人なのに自らの手で資材を運び、宿を建てたらしいです。(今は立派な建物です。)

宿を始めた頃は水道が無かったり、電話が通っていなかったり、その後宿が焼失したり……あしたの城は随分と波乱万丈なエピソードがあるみたいです。

実は今回、6100円の2食付きプランで予約したのですが「北海道ふっこう割」が適用されるので、なんと半額に。

2食ついて、しかも缶ビールまで頂けるんだとか。こんなに安くなることなんてきっと無いので超ラッキーです。


石油王じゃないので、お得なものにはめっぽう弱い。おトクすぎないか、ふっこう割…単に安くなったのではなく、復興に協力してるんだと思うと良いことをした気分にもなれますね。


鍋パ?いや、これは復興支援✋

お酒?いや、これも復興支援✋



牛乳鍋ごちそうさまでした!!!

食後も宴会は続きます。

だいぶ長いこと喋っていました。

気がついたら消灯時間。


とりあえず今日はおやすみなさい!



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2日目

1月20日



アラーム『ピピピピピピピピ!!!』

カトー「うるせえ!まだ6時半じゃねえかよ!!!」


……おはようございます。皆さん、よく眠れましたか?

CLは7時過ぎに起きるつもりが、バカでかいヤマネのアラーム音と、寝起きとは思えない会長のキレキレツッコミで早起きしてしまいました。


豊富町はマイナス13℃と大変しばれる朝となりました。薪ストーブの前で冷えた体を温めます。



宿から見た景色。こう見ると大自然のど真ん中にいるのがよく分かります。



朝早くから16人分の朝食を準備してくださいました。

近くの牧場から直接仕入れたとれたての牛乳と、その牛乳を使った自家製ヨーグルトが美味しかったです!


朝ごはんを食べ終えたら出発です。



1日しか泊まってないのに、なんだか実家を離れる時のような名残惜しさ。

ホントいい宿だったな〜。


あしたの城さん、お世話になりました!



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豊富町を離れ、お次は幌延町にやって来ました。

おや、君は…?

エゾジカ?

じゃないですね、トナカイです!

幌延町のトナカイ牧場にやって来ました!


トナカイって意外と人懐っこいんです。僕達を見るとすぐ近付いてきました。


エサやりをすると、その年のクリスマスに家まで恩返しをしに来てくれるそうです。(適当)



この後は顧問の先生おすすめの「ゆめ地層館」へ。真面目に放射性廃棄物の処理について学びました。



札幌まで遠いので、11時過ぎには札幌に向けて出発です。


それでは、さようなら道北!


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あとがき


実を言うと、このワンデは元々歩く会で行く予定ではなく、CLがサロベツやトナカイ牧場に一人で行こうと企画していたのが始まりでした。


ただ、歩く会のワンデで出しても面白そうかなと思い、気まぐれで募集をかけたところ16人の大所帯に。その後ふっこう割が使えるようになり、気づいたら一人旅が大人数で鍋を囲む宴会みたいなワンデになってました(笑)


すごい賑やかで楽しかったし、結果的に一人じゃなくて正解だったな〜。


そんなわけで皆さん、CLのワガママに付き合ってくれてありがとうございました!