自然の力を活かした 住まいをお届けする 細江住楽設計

「合板材」と「自然素材」の 具体的な“違い”ってなに?

2024.12.29 13:41

自然の力を活かして

(「国産材」×「風通し」×「陽射し」)

おひとりおひとりの365日快適で

健康に永く生きられる

空間と住まいをお届けする建築士

細江由理子(ほそえゆりこ)です。


今回のテーマは。。。


「合板材:合板フローリング材」と
「自然素材:無垢材フローリング材」の
具体的な“違い”ってなに?


まず、、、


「合板材:合板フローリング材」ってなに?


合板材とは。


薄い木材を

接着剤で重ね合わせて造られたもの。



「合板材:合板フローリング材」の特徴・機能


「合板材:合板フローリング材」の利点は、

「傷はつきにくい」

「製品が均一で大工さんが扱いやすい」


ですが、


合板材は、

湿気を吸ったり吐いたりする機能がないので

梅雨時期は足触りが、べたつきやすい。

また、硬いので、冬は冷たく感じます。


そして、一度傷つくと一部分の補修はしにくい。

使えば使うほど、

傷んだようにしか見えなくなります。

(※経年変化は劣化として見える)



「自然素材:無垢材フローリング材」ってなに?



「自然素材:無垢材フローリング材」は

一枚の木だけで出来ています。


「自然素材:無垢材フローリング材」の特徴・機能


「自然素材:無垢材フローリング材」

杉、ヒノキは柔らかいので

傷つきやすい半面、柔らかいので足にやさしい。


木材なので、均一ではないので

乾燥が行き届かないと、

縮んだり、膨らんだり、反ったり、と変化します。


なので、木材の取り扱いに慣れている

大工さんでないと後で困ったことになりますが。


正しく扱うと、、

自然素材の木材自身に、

湿気を吸ったり吐いたりする機能があるので

部屋の湿度調節が効きます。

梅雨時期は、足触りがサラッとしていて。


暖房を付けていたら、

温かい空気を取り込んでくれるので

冬は足触りが冷たくないです。


繊維を切らない傷や凹みは、

お湯を浸したティッシュを置くと戻ります。


手入れも案外楽で、

経年変化で木材が飴色に変わっていくのが

楽しみになります。



PS.

...このように、

「人生の約半分ほどの時間を過ごすお家」で

当たり前だとおもって使っているものを見直して。

「住まい」の素材や環境も

できるだけ自然なものを選んで

自然の力を活かして、

「健康に永く生きられる住まいづくり」を

あなたにお届けします。