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仕事で相談をするのが苦手な人が職場で相談が出来るようになるための解決方法

2022.04.21 02:05

プライベートだと仲の良い友人や家族に何かあるとすぐ相談できるのに

仕事になると相談が出来ない。

筆者も経験があります。


その結果、自分で抱え込んでしまって怒られたり大変な思いをしてしまいます。


そうならないように勇気を出して相談をした相手が

以前の記事で紹介したような相談が出来ないタイプの人でしたら、余計に相談するのが嫌になってしまいますよね。

経験上ですが若手にこの傾向は多く

「誰も相談する人がいない」という場合は

「相談をしても助けてくれる人がいない」状態です。

一種の恐怖心もあります。


退職理由でも頻繁き聞く内容だと思いますが

プライベートだと相談ができるのに

仕事だと相談が出来ない理由は

相談の目的にあります。


プライベートの場合は大前提、長く付き合って相手を知った上で相談相手を選ぶので

信用があり

ある程度の答えは出していて話を聞いてもらって背中を押してもらうことが目的になることが多いです。

(事務的なことなどは別ですが)


仕事の場合は全く別で

付き合いも浅くて100%信用しているわけじゃないこともあって

業務に必要な内容の場合は

直接的な解決策を一緒に考えて欲しい、という目的が多いです。

職場の人間関係の場合もどうして良いかわからずに、組織として何か対策(異動や面談等)をして欲しいので相談をします。


要は自分の中で解決策になる案が既にあるかないかで、踏み出し辛いわけです。


案があればそれを軸に話も組み立てられますし、返答内容も予想ができるので

怖くないんです。


仕事で本当に何をしていいかわからない時は

わからない自分を相手に知られることも怖くて

確実に「指摘される」前提だと考えてしまって踏み出せません。

相談をすること自体がネガティブな印象な人って多いんですよね。


勇気を出して相談をしたら

「まずは自分で考えてみてくれ」

と突き放されると、余計に怖くなってしまいます。


仕事をやっててそんなこともわからないのか?と思われてしまい、評価が下がってしまうと考えて余計に相談がし辛くなって

上記のように仕事を抱え込み怒られて

自信がなくなって余計に相談し辛いという悪循環に陥ってしまいます。


自分なりに考えてみて

自分だと何も出来ないから、出来る人に相談したのに、結局何もしてくれない。

相談相手に対する期待値が大きいほど落胆してしまいます。


その場合は相手のあなたに対する期待値が高く、実情とギャップがある可能性が非常に高いです。


相談相手が「何もわからない」と困り切っていることを即座に理解してくれるなら、手を差し伸べてくれるので

このような状態にならないでしょう。


相談や質問はコミュニケーションの手段の一つで、受けて初めて気付くことも多くて

相談や質問をすることで期待値と実情のすり合わせが出来ます。


この分野は弱いんだな

この分野は強いんだな


見てるだけだとなかなかわからないんです。


ただ、踏み出せないからどうしたら良いかという話に戻りますが


相談相手の視点になって考えてみると

誰かにすべて解決してもらおうという姿勢に対して、ネガティブになる場合はありますが

基本的には「あなたを知る機会」になりますので、発言内容のニュアンスほど気にしてないケースがほとんどです。


逆に「あなたならこれくらいわかるでしょ」という評価だから、「考えてみて」という発言になります。


実際にどうしたら良いかと言うとシンプルで


相談の目的と自分が考えた内容を伝えた上で話を進めることです。


相手もどんなことを知りたいのか、どこまで知りたいのかの線引きが出来ないから

返答に慎重になります。


何を目指してる

自分の知識でここまで考えたけど進まなくなった


と言う見せ方で変わってきます。


言い方を変えれば

直接的な解決策を丸投げするのではなく、ここから先は一緒に考えてください

という姿勢に切り替えることです。


目的としては一緒に考えてほしいのですが

「相談する=一緒に考えてほしい」という意味合いだと自分では相手もそう思ってくれると前提を敷かないので

相手に「一緒に考えてほしい」という意思が伝わらずに「解決策を教えて」と投げていると思われてしまいます。

ですので「まずは自分で〜」という流れになってしまうわけです。


受け手からすれば

そうなると、自分の仕事じゃない内容を100%担わなければいけない=純粋な負担と判断されてしまうわけです。

自分の仕事がありますし、仕事にはコストがかかりますので。

考えて悩むところまではみんな共通してますが、「考えている」という頭の中の行動の事実が相手に伝えられるか伝えられないかでその先が変わってきます。


一度意識してみても良い内容だと思い、今回は実体験をまとめました。


手段の一つではありますが実践の上で

何も本当に教えてくれなかったり、無視したり

しっかり考えてスタンスも伝えた上で相談をしたにも関わらず、自分に都合が良くなるように上司にネガティブな内容だけ報告するなど悪意を感じる場合は、転職を考える一つの判断材料にもなります。


その場合は相談上手になっていると思いますので、転職エージェントに上手に相談して働きやすい環境を見つけてみるのも一つだと思います。

別記事を読む際に、簡単な紹介もありますので、ご覧ください。