DEEP/DEEP JEWELS Mixed Martial Artsルール 改正概要(2019年4月1日適用)
既報のとおり、DEEP/DEEP JEWELS正規大会で採用されるMMAルールの一部が改正となり、2019年4月1日より施行されます。
改正ルール全文公開に先行して、改正ルールの概要をご紹介させていただきます。
1.許容重量
タイトルマッチおよびキャッチウェイト以外の階級制の試合で認められている許容重量について、従前の0.45kg(1パウンド相当)から0.50kgに変更いたします。
2.グラウンドポジションの定義
既に国内では、プロ修斗、パンクラス、ZSTなどで導入されている米ABCユニファイド・ルールに準拠したグラウンドポジションの定義を導入いたします。
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片手と両足以外のからだの部位が床に着いたポジション(グラウンドポジションであるためには、両手の掌・手首、またはその他のからだの部位が床に着いていなければならない)。
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3.グラウンドポジションの相手の頭部顔面への膝打撃および蹴り
グラウンドポジションの相手の頭部顔面への膝打撃および蹴りについては、米ABCユニファイド・ルールに準拠いたします。ただし、男子3R制と女子2R制については次のような特例規定を設けます。
(1)男子3R制における特例規定
・グラウンドポジションの相手の頭部顔面への蹴りは可能
(2)女子2R制における特例規定
・一方あるいは両方の選手がグラウンドポジションにある状態での頭部顔面への膝打撃および蹴りは禁止
4.グラウンドポジションの相手への踏みつけ
新たにグラウンドポジションの相手への踏みつけを禁止いたします。ただし、男子3R制については次のような特例規定を設けます。
◎男子3R制における特例規定
・グラウンドポジションの相手への踏みつけ(スタンプ)は可能
5.判定基準等
(1)判定基準および採点方法の規定を最新の米ABCユニファイド・ルールに準拠いたします。
(2)全ラウンド終了時に同点の場合は、判定基準をもとに、全ラウンドを通して総合的に判断した上でマスト評価にて勝敗を決定いたします。
※従前ではタイトルマッチおよび次期挑戦者決定戦のみでの適用でしたが、今後は全試合でマスト評価を適用いたします。
※テクニカル判定ではマスト評価は適用しません(テクニカル・ドローはあり)。
(3)タイトルマッチは男女ともに5名のジャッジにより判定を行います。
※従前は男子タイトルマッチのみ5ジャッジ制でした。
6.その他
新DEEPルールを3つのカテゴリーに分けて整理しますと次のようになります。
■カテゴリーA
男子3R制
主な反則行為
・グラウンドポジションの相手の頭部顔面への膝打撃
※グラウンドポジションの相手の頭部顔面への蹴りは可能
※グラウンドポジションの相手への踏みつけ(スタンプ)は可能
■カテゴリーB
男子2R制、女子3R制
※女子3R制が男子2R制と同内容になります。
主な反則行為
・グラウンドポジションの相手の頭部顔面への膝打撃
・グラウンドポジションの相手の頭部顔面への蹴り
・グラウンドポジションの相手への踏みつけ(スタンプ)
■カテゴリーC
女子2R制
主な反則行為
・一方あるいは両方の選手がグラウンドポジションにある状態での頭部顔面への膝打撃および蹴り(下から頭部顔面への蹴り上げも禁止)
・グラウンドポジションの相手への踏みつけ(スタンプ)
・肘によるあらゆる打撃行為
1.25新宿FACE | DEEP/DEEP JEWELS出場選手向けルール講習会