【ナイスストーカー】ナイスなあなたたちへ
こんにちは、日野あかりです。
インフルエンザが猛威をふるっているようですね。お元気ですか。
大変遅ればせながら、
NICE STALKER 高校生参加型WS公演「本物高校生vs偽物高校生」が終演いたしました。
ご来場いただいたお客様、スタッフの皆さん、出演者のみんなへ、心からのありがとうございます。を言いたいです。
今回、すっごく出たかったナイスストーカーで、こんなに面白く刺激的な芝居をすることができた嬉しさから
とても珍しいことに、座組ロス、になってしまい…
しばらくぼーっと、終わった日々のことを考えたりしました。
それもこれも、ナイスすぎる出演者と脚本と楽しすぎる稽古によるものです。
まず、高校生たち。
あなたたちの楽しそうに芝居して、考えて、悩んだり笑ったりしているところを見るのがとても好きです。
よくもまぁ揃いも揃って個性的で面白い子たちが集まったというくらい、芝居を見てても何かやりたいこと、表したいことがしっかりある。
正直、大人だけど、わりとジェラシー感じてました。出せるパワーの色が違うように思えて、羨ましくもありました。
あなたたちのこれからがとても楽しみだな。
そして、偽物たち。
ナイスストーカーの登場人物たちと芝居してるのが最初不思議だったのですが、
稽古が深まるにつれ、いろんなものへの向き合い方が好きな人たちだなぁと改めて好きになりました。
芝居だけじゃなくて、人との距離感がすごくいいな、と思って、またぜひ一緒に何かやりたいです。
今回の芝居は(下記大辞林引用)
の、公演と銘打っていて、はてなんやそらと思っていたのですが、
結果出来上がった脚本は、複層構造のモキュメンタリー一歩手前、というもので、理解するのにすごく時間がかかりました。。
ただ、本当に稽古場で交わされた雑談や出来事や愚痴?やらがふんだんに織り交ぜられたフィクション(偽物)という大変面白いものでして、完本読んだ時にちょっと震えました。
・日野あかりという生身の役者(素)
・が演じる、日野あかりという役者役の役者
・が演じる(というかわざとやってる)、役作りにのめり込んでいる日野あかり
・が演じる、「修学旅行」のノミヤ役
の、それぞれのポジションがあって(一つ目は芝居の中にはいないけど、認識として)
いまどこにいるんだっけ?わたし、と混乱すること甚だしい状態でしたが
ゲネくらいでやっと全部のシーンがどの自分なのかがわかり、本番に間に合った気がします。(遅い。そして赤裸々すぎる)
こんな本が書けるイトウさん、やっぱり変態的に面白いなぁ…!と感服するばかりです。
ぜひ再演したいなあ。イトウさん、お願いします!
稽古場写真を芝居中でつかうのもあり、今回ものすごい量の写真が残っているので、お気に入りの写真を何枚か。
泣く日野を慰める帯金さん(という茶番)
終盤で帯金さんと「修学旅行」の台詞を使ってサブテキストを伝えながら芝居を進めるシーンがあり、私に伝えようとしている帯金さんの目にいつも生唾飲んでました。(ただのファン)
メソッド(という名の、前衛的な何か)を練習する光さん、帯金さん、ユリコロさん
ト書きには(なんか変なメソッドをしながら)と軽く書いてありましたが、
実際めちゃくちゃ練習して完璧に動きを揃えないと意味をなさなくて、毎公演前に欠かさず確認してました
大人が大人気なく高校生を枕で殴っているシーン。躍動感、あるな…。
こちらは高校生たちが稽古してる枕投げ。
なんかやばい戦いが繰り広げられている感ある。
きゅーとな周平さんの「ぼかぁなんのために沖縄にきたんだ?」の顔。ゆかいゆかい。
かわいさが溢れてる。むかつく。
イグロ先生がいないとこの作品出来なかった、と思います(言わないけど)
すごくよく喋るなぁ、と思っていた。
大森くんとの思い出は特にありません。
偽物たちによる美容シーン。
帯金さん養命酒、ユリコロさんコロコロローラー、日野パック、フジタさんヨガ、光さん美顔器。
キリがないほどたくさんたくさんあるので、この辺で区切りとしたいと思います。
完全に自己満足のための振り返りでしたが、またこんな座組で芝居ができるように、これからも頑張ろうと思いまシタ!
次は2/26からの「トゥエンティ」@新生館シアターです。
そちらについては後日。
ひの