女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トークChapter11-2
【好評連載! 女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トーク】
購入の決定権を握り、口コミが得意、リピーターになりやすい…という特性がありながら、マニュアルトークが響かないという手強い存在でもある「女性」。今回は女性の心を掴むあなただけトークを前回に続き紹介。
同文舘出版より『女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トーク』が好評発売中!
「自己開示」で信頼される営業マンに①
今回は自己開示を行う「実は私は」トークの実践編!さっそく見ていきましょう!
『実は私はトーク』女性客の「この人から買いたい」が加速する①
「私もそうなんですよ」
▶「共感」の場を一気につくることができる
「自己開示」と言っても、何も自分のプロフィールや考えを女性客に詳しく話さなくてもいいのです。まずは、女性客との会話の中で、自分が共感できる点があった時に、同じ考えだ、同じ気持ちだ、と意思表示するだけでも十分です。例えば、女性客に「見た目は、かわいい感じで、気分がウキウキするようなのが好きです」と言われたら「私もそうなんです!すごくわかります。気分が一気に上昇しますよね」と意思表示しましょう。会話に「共感」を交えると、女性客の心が動き購入につながっていきます。
あなたがそう感じない場合は、「女性のお客様はそうおっしゃる方が多いのでよくわかります。僕もいいと思います」と伝えると「共感」の場をつくることができます。
「私はこれがイチオシです!」
▶女性客は営業マンの意見を聞きたい
女性客は、営業マンや販売員の個人的な意見を聞きたいと思っています。いつもその商品に接している人が選ぶなら、どの商品なのかということが知りたいのです。実際にお客様から質問されることがあるのではないでしょうか。こんな時は、ズバリ言ったほうが女性客からは信頼されます。
例えば、レストランで、女性客から「あなたのおすすめメニューはどれですか?」と聞かれた時、「当店では、Aランチがおすすめです」というマニュアルの対応では共感が生まれません。「私はAランチがイチオシです」が女性客のほしい回答です。個人の意見を出していきましょう。ちなみに、おすすめを言っても選んでもらえない場合もあります。そんな時も落ち込まないでくださいね。