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1/26~27は「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」に行きましょう。

2019.01.24 16:38

1月26日~27日は、奈良で開催される「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐ寿まつり」に行きます。

「ほぐほぐ」まつり、とよみます。

場所は平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろばです。


奈良が好きな人、奈良に興味ある人、奈良好きの人、奈良出身の人、奈良に住んでいる人、奈良に勤めている人・・・ぜひ、来て欲しい。

その思いを、せっかくなので書くことにしました。


このお祭りを知ったのは、去年の秋ごろのこと。

たまたま見たtwitterで流れてきたのをちらっと目にして、頭の片隅に残っていました。


正確な言葉は覚えていないのだけれど、とある主催者の方の

「文句を言うくらいなら自分でやってみることにしました」。

そんな内容でした。


このお祭りは、2016年に始まった「大立山まつり」がリニューアルされたもの。

この「大立山まつり」私は行ったことは無いのですが、、、

開催の前週にたまたま会場の前を通りかかって、

「何や、あのでかいの。四天王像・・?」と思った記憶があります。


そこまで興味を持ってはいなかったのですが、SNSとかでちらっと見る限りの印象では、

よくある「B級グルメグランプリ」っぽいものを見かけたりして、

正直、「うーん・・・微妙かも?」くらいの印象を持っていました。


それがリニューアルされる、と。


その時点では、「面白そうだなー、行きたいなー、でも1月末かあ・・・奈良には正月に帰るし、月に2回はなあ・・」と、迷っていたのですが、

それから少しした時、奈良愛溢れる友人もこのお祭りを薦めていて。

「とにかく、中の人が凄い」と。

「ホンモノの奈良愛溢れる方々」だ、と。

「絶対に良いお祭りになるに決まっている!」と。


「ええい、行く!」と決めました。


実際、それから今日に至るまで発表される情報の数々。

ポスターやチラシのビジュアルも洗練されているし、

超豪華なお坊さん講話、古代の甘味料の再現や衣装、可愛い雑貨のワークショップ、

作家さんと発掘調査員のトーク・・・その他もう盛りだくさん!!


「これ。こういうのが見たかったの・・!!」と「かゆいところに手が届く」感満載というか、

本当に奈良の良いところを知ってくれていて、奈良愛溢れている人が作ってくれているんだなあ、としみじ思います。

「奈良の本気」を感じます。

グルメも本当に美味しそうで期待高まりまくり。


ただ、あまり「今年は凄い!」と言いすぎると、

去年まで携わっていた方に悪いな、とは思うというか、なんというか。

正直、「行政主導のダサいイベント」だったことは間違いないんだけど、

でも、私はその「中の人」を責める、のはちょっと違うな、と思うのです。


行政の人はイベントのプロじゃない。

「観光客を増やすためにお祭りやって」という仕事に、彼らは彼らなりに一生懸命取り組んだんじゃないかな、と思います。

批判するのは簡単かもしれないけど、それって何か違うなあ、と。


実際、お祭りのPRイベントに行政の方が登壇されているのを見る機会があったのだけど、

そこまで多くは語らずとも「ああ、この人はこの人で善良な奈良の人やなあ」と、いう印象を私は持ちました。

(それとなくはさむ自虐話が相当面白かった・・・!)


私が今回のお祭りに対して、とても素敵だなあ、と思ったのは、

そういう「新旧がちゃんと手を組んでいる」ところです。

行政主導であったり、伝統のものであったり、既存のものが「イケてない!」時に、

「じゃあ、自分たちでやろう」と「新しく立ち上げ」ることってよくあるかなあ、と思います。

でも、それって色んなものが乱立して、結果、パワーが分散されてしまうだけなんじゃないの?ともやもやしたりもする。

特に地方はマンパワーも限られているし・・・。


そうじゃなくて、ちゃんと「前回までやった内容をブラッシュアップ」しているところ、

元々あった行政のものに民間が入って「更にパワーアップ」したところが凄くいいな、と思っています。


最初からすべて完璧にうまくいくことの方が少ないと思うし。

そんな器用に出来る人ばかりじゃないと思う、世の中は。

やりながら修正しながら、長い目で見て良くしていくこと、も大事なんだと思うのです。


そして、この「民間」の方が、本当に奈良の良いところをちゃんとたくさん知ってくださっている・・!

SNS等の発信を見ていて、本当にそう思います。


私自身、地元に住んでいる頃は、「奈良愛」なんて呼べるものは無かったのだけど、

外に出て、県外の人から「奈良の良いところ」を教えてもらうことが増えて、

そこから本当に「良いところ」を自覚するようになりました。


この主催の方は、もともとはご出身ではなくて県外からの移住者だとも聞いていて。

そういう方が「外の視点をもって見出してくれた奈良の良いところ」。

それが存分に散りばめられているお祭りになっています。


奈良県出身として、、、こんな風に動いてくれる人がいるのが本当に嬉しい。


観遠方からの光客だけでなくて、ぜひ、県内の人にも、近隣府県の人にも来て欲しいな、と思っています。

県内のことをもっと知って好きになって欲しい。

出店の美味しいものを食べに行こう、くらいの気持ちでも全然良いし。


そんなこんなで今週末です。

「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」、ぜひぜひ、足を運んでみてください・・!

→公式サイトはこちら:https://hoguhogunara.jp/