死刑
2019.01.29 07:00
死刑には反対です。
「終身刑」こそ、死刑以上に過酷な償い。(※現時点では日本国に終身刑はありません)
なぜなら、現世こそ地獄だからです。
現世に生かせておけば、この世でしか持っていない肉体、ならびに心と魂の三点に苦痛と後悔と猛省、その他諸々の負の感情を植え付けることができるのです。
死刑囚の本来の寿命が尽きるまで、この世で生き地獄を味わわせることが真の償いです。
遺族は憎き犯罪者に死刑を切望しますが、それは本当の苦しみを与える手段ではありません。
牢屋内で懊悩煩悶の末、寿命が尽きることこそ真の償いなのです。
では、死んだら辛い思いはしないのか?
それは違います。
死後は自己の過ちと向き合い、自分で自分を罰するのです。
火の海があるわけではありませんが、死後は生前の行い、ないしはその魂のレベルによって訪れる場所が決められます。
よって、死刑囚が行く死後の世界は地獄同然であり、その周囲に集う魂も波長が低い同類の魂たちなのです。
ですので、罪人は地獄のような世界で、地獄のような罰を自分で与えて苦しみ成長していくのです。
肉体がない分、魂に降りかかる苦しみは計り知れません。
以上のように、死んだからといって罪が帳消しになることはないのです。
物質界で報いを受けなかった分は死後の世界に持ち越され、しっかり悪果を受け取らなければなりません。
死刑でも終身刑でも必ず償いは実行されるのです。
本当に罪人に苦痛と後悔と反省をしてほしいのなら、人間界という地獄で定められた寿命が尽きるまで収監しておくのがベストチョイスです。