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佐野勇斗、本郷奏多、須賀健太、亀田侑樹、櫻井圭佑、平祐奈、石田ひかり、池田克彦監督が 映画『凜-りん-』プレミア試写会 舞台挨拶に登場!

2019.01.25 13:03

1月25日、スペースFS汐留にて映画『凜-りん-』プレミア試写会が行われ、佐野勇斗、本郷奏多、須賀健太、亀田侑樹、櫻井圭佑、平祐奈、石田ひかり、池田克彦監督が舞台挨拶に登場した。

今回W主演となる佐野と本郷。お互いの印象について聞かれると、佐野は「ミステリアスな役を演じる事が多いので、奏多くんもミステリアスな方なのかな?と思っていたんですが、本当に優しくて、LINEも交換してくれて、優しいアニキという感じです」と話すと、本郷は「佐野君は真っ直ぐで可愛い。一緒にいる機会が沢山あったんですけど、一瞬たりともダークな部分が見えないので本当に良い子なんだろうなと思いました。」と、お互いの印象を語り合った。


本郷との初共演を楽しみにしていたという須賀は「本郷さんと初めて共演するのが楽しみで、撮影を待ってる時に「須賀健太、好きだわ」って言ってくださったんですよ。それが嬉しくて良い思い出です。」と撮影時の思い出を振り返ると、本郷は「子役出身の人間って大体心がひねくれてるみたいな感じがあってシンパシーを感じたんですよね」と話し、会場からは笑いが起こった。

今回オーディションで選考されたという亀田と櫻井。櫻井は「名だたる人達が出演すると知って、凄くプレッシャーを感じてました。」と話すと、亀田も「2人で震えながら帰りました。俺たち頑張らなきゃなって思いました。」と、当時の思いをそれぞれ語った。

役に対して心がけたことを聞かれると、平は「記憶に残る表情ができたらいいなという事を心がけて演じさせていただきました。」と答え、それを聞いた本郷は「凄く素敵な表情をされて感動しました。」と平の演技を絶賛した。

同じく役に対しての心がけに関して石田は「メインは5人の友情ですから、そこの邪魔にならないように、違った色を出して少しでも厚みが出せればと思いました。」と話し息子役を演じた佐野の魅力について聞かれると「素直で可愛い。存在感がしっかりとある俳優さんだなと思いました。」と話し、佐野も嬉しそうな表情を浮かべた。

今回の作品は原作・脚本監修を又吉直樹が務めたものとなっているが、映像化するにあたって気にかけた点を聞かれると池田監督は「又吉さんと打ち合わせする度に1時間の打ち合わせが2時間に伸びたりして、愛情を持って書かれた作品なんだなと感じました。キャラクターに対して愛を持って接してほしい、皆が好きになってもらえるような登場人物にしてほしい。という事をおっしゃっていただいたので、そこを心がけました。」と作品に対する思いを語ってくれた。

ここで、バレンタインが近いという事もあり、女性出演者の平と石田に「チョコを上げるとしたら誰にあげるかという質問が。

平「私はあげるなら…仏様です!」と須賀を指名すると、須賀から「(役名の愛称は)大仏ね!仏様だと、人間じゃなくなってきてちゃうから!」とツッコミが入り会場は大爆笑。 「ごめんなさい!間違えちゃった!」と弁解した後、平は改めて理由を「役柄が可愛くて、ほっこりするなと思って。お供えしたら見守ってくれそう(笑)。」と照れ笑いを浮かべながら答えた。

一方、石田は少し迷った後「まあ、息子(佐野)かな?」と答えると佐野は「違ったらどうしようと思いましたよ。」と安心した様子であった。

最後に佐野は「主軸となるのは神隠し、犯人は誰なんだという部分だと思うんですけど物語が進む中で誰が犯人なのかという事を楽しんでもらいたいです。 また仲間の友情であったり、皆さんも色々な事を抱えていると思うんですけど、一人じゃないよっていう事をこの作品は伝えていると思うので、そういう所を皆さんに、楽しんで感じ取ってもらえたらなと思います。今日は来てくださってありがとうございました。」と作品の見所と集まった観客に感謝の気持ちを伝え、映画『凜-りん-』プレミア試写会 舞台挨拶を締めくくった。


文:山岸一之

写真:谷利沙紀