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ファーウェイ 5G世界制覇は叶わない(ロイター)

2019.01.25 13:20

今、世界中の政府から政府がファーウェイを警戒している。中国政府が中国内のネット環境を自由に監視している話はあまりにも有名だが、「ファーウェイ創業者の任正非(レン・ツェンフェイ)氏が中国共産党や軍と築いたとされる緊密な関係で"裏口"を組み込んで、中国政府のアクセスの可能にしてるのではないか?」と各国当局者が懸念を表明している。


米中貿易摩擦が高まる中、昨年12月に事態はさらにエスカレート。任氏の娘、ファーウェイの孟晩舟(メン・ワンツォウ)最高財務責任者が米国の対イラン制裁違反の疑いでカナダ当局に逮捕された。同CFOは米国に引き渡される可能性がある

今のところ、オーストラリアとニュージーランドが米国に倣い、自国の5Gネットワーク構築において中国機器の使用を禁じている。日本や英国、ドイツなど主要市場も制限することを検討している。

ファーウェイは次世代の最先端技術「5G」を扱っていることで知られており、さらにモバイルインフラ市場の四強でもある。各国でのファーウェイの取り扱いが禁止となれば、モバイル市場、5Gの価格・性能への悪影響は確実に大きいであろう。