音の余韻
きれいに響く音は、
消えていくときの美しさがある。
空間に響き渡る…
鐘の音、
音叉の震え、
シンギングボールの響き。
耳を澄ませて音の跡を辿ると、
自分の中まで澄んでくる気がする。
太宰百合さんのアルバム、
『アンビエント
ambient-Silent Meditation』
「寝ちゃうよ」と本人が言っていたけれど、
わたしはとても好き!
聴きはじめたら、
豊島美術館がふと浮かんできた。
外と中の中間のような、
真っ白なのに有機的な空間。
足元から、
雫がひとつぶひとつぶ生まれては、
コロコロと転がり、
泉ができてゆく。
ものすごく単純なそれだけのことが、
とても美しくて、
心喜ぶ風景になることに、
ただただゆっくりと、静かに驚いた。
このアルバムにも、
なんだか似た感覚があって。
音が生まれて、
消えていく。
そのことの美しさに、
すっかり聴き入ってしまった。
音楽って、生きてる。
ひとつの生命体みたい、って思う。
先日、声をかけてもらって、
百合さんのピアノのソロライブを観てきました。
天空の…と言われてるジャズバーは、
ちいさな空間なのに、
天井がどーん吹き抜けになってて、
(頭上に2階分のドアまでは見えた)
古い教会のように、
音がきれいに響いて、
上にすーっと抜けていく感じが、
とてもとても心地いい。
選曲もよくて。
それが演奏と合わさって。
どこか乾いた陰りの、
その美しさと。
色とりどりの鮮やかと。
ダイナミックさやシャープさに余白があって、
ぜんぶを愛おしさで包んでるような…。
聴いていると、
そんな感覚になりました。
音楽は詳しくないから、
言葉にするのがいつも恥ずかしいんだけど。
その素晴らしさに、
つい出てきちゃんだよね。
何かが。
そして素直になってしまうのです。
去年は、
「季節を感じる」がテーマで、
畑や身近なものたちとの日常から、
ささやかな感動を感じ続けてきたけれど。
今年は、
もうちょっと目線を広げた、
「感動」をテーマにしたいな。
と、ライブの後にふと思ったのでした。
地球って、ひとつの生命体だよね、
ってハッとしたときの、
あの感じかな?
感動の中身はまだ知らないけど…
一年後にわかるでしょう!
(それってテーマになってる?)
とりあえずは、心の準備。
感動するには、
感動できる、
まっさらな心がいるから。
なにはともあれ、
去年saigenjiさんのライブで、
音楽と再会したおかげだなー。
感謝!!!
(今日もcompassリピートしちゃったけど、
ほんとにいいアルバム!)
斉藤良さんのドラムもまた聴きたいし。
(キレのいい音が体にハマってくる感じが、
ビートを刻むってこのことだな!って思う)
来月のよしのりくんのライブも楽しみー!
(久しぶりだよん♪)