テニスは人生の縮図
2019.01.27 01:51
グレイヘア ・タロティスト
セイペンタ藤子です。
私はテニス観戦が好きです。
これは、WOWOWに加入した理由の一つでもあります。
たまに有明まで生観戦しに行くこともあります。
なぜこんなにもテニスに惹かれるのか。
それはテニスが対話のスポーツだから
昔、知人に
「テニスは意地の悪いスポーツだよね。わざと相手の取れないボールを打つから」
と言われたことがあります。
そんなこと言われるまで考えもしなかったです(^_^;)
私にとってテニスは対話のスポーツ。
それは、漫画「エースをねらえ!」に遡ります。
主人公の岡ひろみが、先輩の藤堂さんに練習相手を頼まれるシーンで藤堂さんが言います。
「球を打つと、その球にじぶんの心がはいる気がしないかい?」
「打って」
「かえって」
「打って」
「かえって」
「心が通い合う」
というシーンがあるのです(きゃっ!)
テニス観戦をしていると
プレイヤーは、数時間、長い時には5時間以上もの間
相手とだけでなく
自分の心や体との対話を繰り返しているように思えます。
時には苛立ちをあらわにし、
ネガティブな心に支配されても
プレイし続けながら自分の心と対話をし
気持ちを切り替えていく
いつも自身をコントロールできるわけではない
それでも諦めずに対話を繰り返し続ける
その一球、一球
その一瞬、一瞬に心を込めて
そしていつしか無心となり
意識せずとも全てが波に乗る瞬間がくる
人間ドラマを観る。
そういう意味では、私にとって舞台観劇もテニス観戦も
きっと同じなのです。
「play」という言葉。
「試合をする」
「演奏する」
「演じる」
自分自身の心の声、体の声に耳を傾ける
大切にしたいです。