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七十二侯ー鶏始乳ー

2019.01.29 19:32


1月30日から七十二候の「鶏始乳」です。

鶏始乳〔にわとりはじめてとやにつく)」

と言います。


春の到来を感じた鶏が、

鶏小屋に入って卵を産み始める頃という意味です。


本来、鶏の産卵期は春から夏にかけてです。

冬は産卵をしなかったのです。


今年は酉年ですね。


【コケコッコー】


鶏は啼いて夜明けを告げるため、

中国では吉兆をもたらす動物。


日本には弥生時代に伝来し、

霊的な力を持つ鳥として

神聖視されていたそうです。


【天岩戸の神話】

面白い伝説がありますね。


天岩戸に隠れてしまった天照大神を

なんとか外に出そうと

いろんな案が繰り広げられますが

その中のひとつが神聖化された鶏を

鳴かせてみる」ということの伝説があります。


【江戸時代】

神聖視され、主に愛玩用とされていた鶏ですが

江戸時代になると、

採卵目的で飼われるようになりました。


寒い季節、

卵酒は昔からいただきますね。


風邪は万病の元です。


神頼りという意味もあり

祈りの気持ちからかなあと

インフルエンザが流行っている

この季節、ふと思っています✨


我が家でいただいているのは

伊万里コスモス村の卵です。


コスモス村の卵は

花伝の

【巴里奈のガトーショコラ】に使っている

貴重な卵です。


暑い時

寒い時


放し飼いのため

産卵がままならないのです。


その為

巴里奈のガトーショコラが

常時販売には至りませんが

他の卵は使用したくない想いです。