また戻れるように頑張りたい
平尾選手は「試合の内容的には真っ向勝負できましたし、私たちもチャンスを作っていました。守備のところでもしっかり守れていたので、いい試合ができたと思います」と振り返った。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1793306/7993001e8acd30e18b5cae8708b30d8a_ce77cd88a8c58aac40d119d98bbe3312.jpg?width=960)
PK戦について浦和の池田選手との対決だったことを問われると、「本当に一緒にやってきたからこそ嫌だというか、いい意味で嫌だというか、すごく尊敬しています。でも、実際にサッコさんに勝てるのかと考えた時、今日はキーパーの差で負けてしまったと感じました」と答えた。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1793306/5a0464ecc678929435accbff1c669cf2_02520843e8524382d868cdbe841eacc3.jpg?width=960)
試合全体を振り返り、「去年のカップ戦でも『次こそは』と言っていましたが、本当に上尾野辺選手にタイトルをあげたかったので悔しいです。また来年も信じてやっていきたいと思います」と語った。 「去年、決勝を経験した選手が多くいて、手に届きそうだったのに届かなかった。その事実があったからこそ、より一層タイトルを取りたいという思いで努力してきたけれど、何かが足りなかったなと感じました。自分の実力不足です」と自身を省みた。
PK戦の勝敗についても触れ、「キッカーが決めるか決めないか、キーパーが止めるか止めないか。すべて個々の勝負だと思います。その中で自分のミス、自分の実力不足だと感じます」と語った。広島のカップ戦優勝にも言及し、「ずっと3強と言われてきたけれど、その差がなくなってきていると感じます。3強が優勝する流れの中で、広島が勝ったことでその構図が変わりつつある。私たちも『うちらとやるのは嫌だ』と思わせられるチームになってきていると思います」と述べた。
監督について、「アルビの監督は若手も育てるし、ベテランも上手く使っていいチームを作ってくれています。橋川監督についていけば、さらにいいチームになっていくと思います。橋川監督にもタイトルをあげたいという気持ちがあります」と感謝の思いを語った。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/1793306/21e1524b011e11590152afb802278342_65a1cbd32c862d0fe84dcc41defffd10.jpg?width=960)
最後にサポーターへのメッセージとして、「毎回たくさんの方が来て応援してくれて、本当に力になっています。その方たちにもタイトルを見せたかったけれど、今回は届かなかった。また戻ってくればいいと言葉をいただいたので、戻れるように頑張りたいです」と力強く締めくくった。
Photo by HiroshigeSuzuki/SportsPressJP