第十二話 本当にあった怖い話が本当にあったっていう怖い話。
季節はずれではありますが、「怖い話」好きですか?
実は私はオカルト全般好んでまして、ネットで怖い話を検索したり、
youtubeで心霊動画を見ながらリラックスするタイプのシンガーソングライターです。←
それが恐ろしいことに、あまりに怖い話を見すぎたせいか、
怖い話が怖くなくなって来ました。
心霊スポットに行けば、誰かが行方不明になるよねー。
もしくは、次の日「凄いのつけてきたね」と言われたりするよねー。
異形なものに追いかけられるよねー。
お寺のまわりをぐるぐるしてたりするよねー。
気付くと後ろにいるよねー。
でもオチは、なんだかんだで結局人間が一番怖いよねー。
みたいな感じで、
心霊すべらんなぁ~みたいな話は、
自分の中ではもう巡り合えなそうな気がしていました。
ところが最近、あったんですよ!
身震いするような話が…(ボケの前ふりじゃないですよ!)
それは、知人から聞いた、体験話…。
飲み会の席で向かいの人がサラっと話してくれたんですよ。
それが怖いのなんのって!!!
私、怖い話キライ!って言いそうになりましたよ!!
そもそもの原因は私にあったんですね。
私ってえ、
嘘は嘘であると見抜ける人でないと…の世代の人じゃないですかぁ~(使ってみたかった)
読み始める時に、「この話はフィクションです」って脳内でテロップ出してたんだろうなって思いました。
どころがどっこい知人の話となったらわけが違いますよ。
しかも、ウソつくような人じゃないって自分が一番わかってる…。(しかも美人)(&グラマー)
真正面にいる実在する人物が実際に実在する場所で実際に体験したじつざいのぉおお(略
真実のみでしか作られてない、マコト農園のオーガニックな怖い話なんですよおお!!!
私はその日、オカルト好き主婦の名を返上する決意をいたしました。
今まで本当にありがとうございました。
たとえ真実であっても、
インターネット回線を経由すると濃度が薄まる…!?場合もあるので、
紫外線なんて気にせず、主婦は太陽光浴びてこうぜって話でした!
お付き合いいただきありがとうございました~!
~fin~