ビジネスモデルのコピー機を使う
1⃣操作性
最近買ったビジネスモデルのコピー機(インクジェット方式)は、スピードからすると決して速いとは言えません。
むしろ遅いとも言えます。
電源スイッチ一つでも、オンオフに際し、電源スイッチをクリックしても、そのすぐ後に、一々「電源を切りますか」と表示が出てくるので、其れをクリックしなければなりません。
2段カセットのものですが、上にセットしているのに、「2のカセットに紙が入ってません」とか表示されます。
パソコン側と、コピー機側で、紙の内容指定が異なると、その違いを、表示するのはどのコピ―機でも同じです。が、多くの操作において、少しでも違いがあると「エラー表示」がでてきます。一般家庭用にはありません。
だから反って煩わしいのです。
つまり、一つ一つの操作に良くも悪くも「表示」が出てくると、手動で行わねばならないのです。操作過程が多すぎます。
また、全体の動作音もガチャガチャとなめらかではなく、1つ1つの機械の動作音がして小うるさく、余計に遅く感じさせます。
A3が出来ると言う点のみを除いては、一般の家庭用コピー機の方が、どれほど性能が良いかと思います。
そのA3の封筒印刷もできる点は、DIY性が出て来て有難いものですが。
高過ぎるインク=顔料インクその物が4色セットで1万円には驚きですが。
2⃣印刷
実際印刷してみると、印刷会社でも印刷物とは、やはり違いますが、さして、使えないと言うものではありません。まあまあ綺麗な印刷が出来ます。
ただ、細かいところまで、忠実な再現をしようとするからでしょうが、イラストやアイコンを入れたりすると、小さいものは特に、滲んだかのようにもなります。
これは、印刷が小さいものは、滲みやすいと言うのではなく、逆に、細かいところまで再現する為であります。
だから、ちょっとでも、イラストやアイコンの余白に完璧に削除されていないところがあると、小さなドット一つでも表現されてしまうのです。
自分でイラストやアイコンを作って挿入したい時には、余白は、よほどきれいにしないといけないという思いをさせられました。それは中々難しいのですが。
しかし、考えてみると、家庭用のものでも、その点は同じです。
さしてこのビジネスモデルがいいと言うわけでもないようです。
4⃣ その他でも
私は使っていないので批評はできないのですが(初めての時に考慮しました)・・・
Canonの家庭用は、初めから、黒は、顔料ですし、写真より文章に主眼を置いているものがあります。
家庭用をビジネスにも使うとか、高くないものでビジネスに使える物と考えた場合には、一番適しているのではないかとも思います。
5⃣結論
このコピー機、決してお買い得ではないのです。
あえて、メーカー名を申しませんが、多くの事務所で見かけます。
安いところでは、4万円以下でも買えます。
一日100枚200枚印刷でも、家庭用のでもさほど悪くはありません。
ただ、さすがにスピードが落ちてイライラしますが「印刷中」と表示が出ますので待つしかありません。(少なくとも私が持っているエプソンのものは)印刷できないのではなく、疲労(えら)がっているのです。
また、ブラザーの家庭用を使っているある人曰く、純正のものは高いので安いインクを使っているが問題は起きないとの事です。(純正の5分の1の値段。純正インクでない事の問題については、100%正確と言えないようですが、わかりません。今のところ、私は怖いので、純正インクを使っています。高すぎますし.直ぐなくなりますが)
【追記 2020.12.6】
●今一番新しいコピー機(インクジェット方式の)は、インクがカートリッジ式ではありません。インクボトルに入ったインクを本体に入れる方式に変わりました。
今までは、インクカートリッジ式で、インク+電子基板と言った形でした。
だから、インクひとつが大変高価でした。そして、使用済みのカートリッジを回収・再生を行っていました。
しかし、今後、インクボトル式が主流になるので、インク自体は安くなります。
従来の半額位です。又、当分は、従来のカートリッジ式タイプのプリンターは生産されるようなので、一般家庭用として、年賀状印刷のみのような形で使われるでしょう。
その種のプリンターは、本体は安く、値段の高いインクカートリッジで利益を出す方式と言われました。何せ本当に安いものは、6,000~8,000円で買えますから。
故に、今後は、安いインクと高いプリンター機器本体と言う製品になります。
しかし、考えれば、初めからこの方式にするのが当然ではないのか?何故初めからそうしなかったのかとも、生産側の意図もわからない一消費者として思いますが。