依存をやめる方法
やめたくてもやめられない、
わかっているけれどやめられない、
依存していることに自覚があるなら
それはすでに
依存から抜け出しつつあります。
完全に埋もれているときは、
それが「必要」「なくてはならない」
そんな意識の方が優位になっているので
自覚が薄い状態にあります。
食べる、飲む、買う、寝る、
関係性や居場所など、
どんな類の依存であっても
それらは身体に影響を及ぼします。
身体が枯渇しているときは
明らかに感情の流れが停滞しています。
その状態は
外側から得ることでしか
エネルギーを供給できないと
思ってしまうため、
依存をやめる決意をしたときは
身体に自然な状態を
教えてあげる必要があります。
その方法は、
今の依存状態を
否定しないことから始まります。
ものごとは必ず
振り子の法則が働くので、
行ったり来たりの
横移動を繰り返すのですが、
「強く得たい!」衝動に振り切ると
次は、「二度といらない!」と反対方向に
振り切ってしまいます。
そのために、
振り切ってしまうことを
一旦受け入れることで
反対方向への振り幅が小さくなります。
この振り幅が小さくなっていくと
中心に戻ることができ、
いずれは過剰に求める必要がなくなります。
身体に自然な状態を教えることは、
行き過ぎることを責めずに受け入れることから。
依存していることの原因を
アレコレ分析しても
実は建設的な解決には至ることがなく、
ただ自覚して流れを見守るのです。
もちろん、
強い決心でやめられる人は
それで構わないです。
けれども
人は自分が思っている以上に
人や環境やモノに依存していて
自覚していないことがほとんどです。
依存が悪いとは言い切れないですが、
無自覚が自覚に変わったとき、
少しでもやめたい気持ちが生まれたとき、
それはもう脱却に向かっているので
責めも否定も必要ないのです。
振り幅が小さくなったとき、
何がそうさせていたのかがわかるので、
(多くは不要な欠乏感)
それを認めて次の新しい選択をすることで
二度と同じ繰り返しをすることはありません。
そのときはきっと
自分の全てを受け入れられているはずです。
Hatsumi/Bodymaster
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