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全力塾 上越校・高田教室

理解度を抽象化する

2021.01.19 16:35

勉強が作業のようになってしまう人がいます。

ただ、実際に勉強には「作業」のような部分もあります。


僕は、塾生の理解度を「点数」などの数値以外の把握をするようにしています。

このような2元的な図を考えています。

勉強の「作業」のような部分というのが、このゾーン。

具体的な問題だと「計算」や「長さ」、「角度」、「面積」、「体積」を求めたり、関数の式を求める問題。

これらの問題は、意味がわからなくても、手順に従ったり、公式を覚えていたら解けてしまう。

そう、「解けてしまう」。


成績が伸び悩んでいる人というのは、このような「作業」のような勉強をして、

「勉強した」

ということにしている人が多いような気がします。


難易度は高くないですが、知識や思考を問うような問題を理解できているかどうか?

図だと、このゾーン。

意味や因果関係がわかっていないと解けない問題。

応用問題、というよりは知識の活用。

具体的な問題だと、このような問題

中学生だと、「う…」となる人もいるのではないでしょうか?

ただ、その「う…」とは、どんな思考なのでしょうか、

それは、

という思考。

こんなときに大切になってくるのは、

仮説を立てる力

言いかえる力

見方を変える力

そして、「めんどくさいことは進んでやる」という考え方。

なぜなら、

めんどくさいことを進んでやろう。


そして、文章問題や応用問題が解けるようになっていく。

文章問題や応用問題は、この図ではどこになるのでしょうか?

このように思うかもしれません。

しかし、問題そのものが難しい、というよりは

気付くのが難しい、というような問題。

だから、気付くことができれば、今までの学習を生かすことができる。

図だと、このようなイメージ。

そして、その「気付き」も「コツコツと続ける」ことから生まれるのです。