事務所開業の話2 「開業ご挨拶」
1⃣開業時には、開業挨拶を出しましょう。
では、何処へ出すのか?
➀友達
②親戚
③近所
④以前勤務先及びその関係者(お客さんや仕入れ先なども)
⑤先生関係(学生時代の教師。習い事先など)
➀は、久しぶりの時等、連絡をもらった相手はびっくりすかもしれません。
その時や年賀状での返信に、「〇〇〇で食っていけるの?」とか「先生?!」とか揶揄するだけの返信があった友達は、その場で、縁を切る事です。
本来友達ならば、「おめでとう」の一言でもあっていいはず。
たとえ、御世辞でも・・・です。
友達・知人ともなると、植木鉢や花のひとつでも、お祝いに貰えることがあります。
実際私も、値段の高めの植木鉢を貰いました。
③近所への挨拶はやはり、挨拶状持参で、一軒一軒伺いましょう。
挨拶土産としてのタオルとかティッシュとかは、あなた次第です。
とは言え、自宅開業でもそうですが、新規に事務所を構える時は、近所の町長さんなど世話役さんには特に、手土産(粗品)があったほうが良いかもしれません。
④は、丁寧な挨拶文を添えることを忘れないように。
<例>「在勤中は、御社の皆様には、一方ならぬお世話になりました。
この度、おかげさまを持ちまして、〇〇に合格しました。
これを機に、当地にて開業の運びとなりました。」・・・と言うような。
たとえ勤務先でトラブルがあって辞めた時と雖も、余程でない限り、出せるようでしたら、考えてみましょう。兎角トラブルがあって辞めた場合は、揶揄されがちな事はご存知なはずでしょうが。
同業の場合は、そこのお客様を取られると言う心配を持っているところも当然あります。そこでの辞め方も出来るだけ、慎重さが大切です。
どのような場合も、トラブルに関した事を書かない事です。貴方の正しさが事実でも、それを受け入れられる事はないと思ったほうがいいです。
あくまでも、低姿勢で。
また、昨今は、副業も、堂々と出来る時代になりましたので、現在どこかに勤めているとか副業でバイト・パートなどをしている人は、そこへも挨拶を出すことが出来れば出しましょう。
ただ、そうは言っても、表面上は認めても、副業を毛嫌いするところはないわけではないのです。
転職が多くても、そこでの知人が一人でもいれば、あなたの人脈としてプラスになるかもしれません。
⑤も、お世話になった先生には、手土産持参で行くのも良いかと思います。
あまりにも遠い所は行けないでしょうが、出来るだけハガキだけで済まさないようにしましょう。
お祝いに何か仕事を貰えるかもしれません。(だからと言って、手土産を奮発しない事です.<笑>)
2⃣挨拶文の内容
・封書に厚紙を別誂えにした、結婚式の時の様な仕立てにします。
内容、季節語を筆頭に、開業した事の挨拶文・営業品目・事務所名・住所・電話番号・携帯番号・FAX番号・メルアド・事務所地図+交通案内・営業時間休日等
最後に、決まり文句の挨拶文を添える。
相手名は、各位でもよいし、特別な人には、相手名を書く。
日付けは、「〇月吉日」とします。
上記内容は、詳細を書く場合。下記は、もっとも一般的な例