山の先住民たち
2025.02.25 21:49
今回は趣向を変えて、山で出会った野生動物たちを見ていきます。同じ場所でも訪れる度に少しずつ様子が違うので、ハイキングは一期一会というのが持論ですが、さらに山で野生動物の姿を目にすると、ちょっと得したような気分になります。とはいえ、彼らは山の先住民、こちらはお邪魔している身ですので、お互いに安全な距離を保って写真を撮るだけにとどめます。幸い、クーガーやボブキャットなど、肉食の猛獣に遭遇したことはありません。
Chipmunk(シマリス)市街地に生息するリスよりもずっと小型で、縞模様の尻尾が特徴です。動きが素早く、あっという間に視界から消えてしまいます。
Snowshoe Hare 雪面を飛び回るため、後ろ足がスノーシューのように長くなっているので、この名で呼ばれます。
Hoary Marmot ネズミやリスと同じ齧歯類に属しますが、大型のネコくらいの体格です。笛 (whistle)の音に似た甲高く鋭い泣き声を発します。かつてLondon Mountain と呼ばれていたWhistlerにはマーモットが多く生息することから、現在の名に改称されたそうです。
Deer(シカ)道路を悠然と歩いていたり、藪の中でゴソゴソと音を立ててギョッとさせたり。
Black Bear BCで最も生息数の多いクマ。春先と秋には草の新芽を、夏にはベリー類を主に食べるベジタリアンです。トレイル上にはしばしばクマの置き土産があります。
Grouse (雷鳥) 鳥でありながら地上にいることが多く、主に歩行で移動します。
Chipmunk、St. Marks Summit、Cypress Provincial Park
Hoary Marmot、Cowboy Ridge、Whistler
Mule Deer、Mt. Fromme、North Vancouver
Whitetail Deer、Lower Seymour Conservation Reserve
Black Bear、Upper Village、Whistler
Black Bearの足跡、Callaghan Lake area, Whistler
Grouseの親子、Grouse Mountain