HGUC メタス その63
現時点で大きな改造は完全に終わった(つもり)なので、塗装の準備として整面処理したりやり残した細々とした工作作業をしています。今回はハンドパーツのお話です。
元々作りはそんなに悪く無いと思っていて、そのまま使うつもりでいたのですが、如何にもこうにもポロリが酷くてサーベルやビームガンを握らせようとするとめっさ手間がかかるんですわ。
なのでプラ板からスクラッチしてしまおうかとも考えて実はちょっと作り始めていたんですが、いやいやいや、サーベル用、ビームガン用、握り手、開き手、表情付き手各種とか作っていたら埒が明かないので、キットのパーツをちょっと加工して扱いやすくする事にしました。
ハンドパーツを自作して、これぞなにとぞっ!!みたいな感じにするのも悪く無いんですが、元々メタスさん作成のポイントが、パッと見は素組と変わらない様にって事にしているので、結果的にちょうど良かったです。
って事でキットのハンドパーツはポロリしやすい分割なので、これをポロリし難い分割に変更します。
まずはお試しで右手から。指の先端同士が繋がっているのでこれをカット。更に手のひらの丁度窪んだ位置でカット。指側に引っ掛ける部分を用意したかったので、ここは斜めに切断しています。
これを手の甲のパーツで前後を固定する様にするために、手の甲側にプラ板で凸部分を作って指側の穴とかみ合う様にします。
そして左側は、右側とは別の方法を適用します。どちらの方法がしっかりしているかを確認したかったので、意図的に別の方法を試してみました。指を切り離すのは同じですが、手のひら側をカットする角度が違います。手の甲のパーツを指のパーツに接着する事を前提としているので、こんな感じにカットします。
右手に施した方法だとはめ込み箇所が二箇所となりガタガタしてしまっていましたが、左手に施した方法ははめ込み箇所が一箇所でシンプルなため、ガッチリ固定してくれました。
って事で右側も左側と同様のカット位置で作り直して、ハンドパーツの加工は終了って事にしました。
実際にビームサーベルやビームガンを手に持たせると、加工前の時よりもはるかに持たせやすく、更にポロリもしにくくなりました。
カットして接着するだけの簡単な加工で扱いやすくなるのでオススメです。
って誰がメタス なんぞ今時作るのよってね(^^;