離れた方がいい人
人生でもっとも大事なのは
人間関係だといっていいぐらい、
良くも悪くも影響力があります。
関係性において、
土台が信頼であるか
恐れであるかによって
心身の健康にも影響をもたらします。
成長する中で
自然と関係性が解消される場合もあれば、
いつまでも悩みの種になる場合もあり、
それでも
自ら離れる選択をするときがあるでしょう。
「離れた方がいい人」については
多くの条件があると思いますが、
中には学びの最中もあるかもしれません。
数ある条件の中から特に
学びもなければ時間の無駄になってしまう、
自分自身をも落としてしまう前に
離れた方がいい人。
それは、
「他人のことばかり話している人」です。
それも、
その場にいない人のことを話題にして
アレコレ意見を言う人は
意識が『今ここ』にいない人です。
意識が今にない人との無駄話は
周りにいる人たちの意識を落とし奪います。
愚痴や文句は聞いているだけで
気分が悪くなることもありますが、
それだけに限らず褒めている場合も同じです。
内容の良し悪しは関係なく、
今その場に必要のない話は
時間を浪費することになるのです。
もしも、その場にいるのが
自分と他者と二人だけの場合、
第三者の話をすることは
互いを大切に扱っていないことになります。
誰かの何かがきっかけであっても
目の前の人との会話は
常に「わたしたち」のものであるべきです。
他人のことばかりを話す人は
自分の本音を知られたくないか、
自分の本音と向き合うことから
目を背けている人です。
それを理解した上で
そっと距離を置く方が
自分を落とさずに済みます。
その相手が仕事の関係などで
簡単に離れることができない場合は、
こちらから本音を開示してみることで
相手も心を開くかもしれませんが、
あまり期待せず
物理的には無理でも
心理的には距離を置く選択が建設的です。
人間関係は
健康とも密接に関係しているので
我慢や無理は禁物です。
Hatsumi/Bodymaster