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アメジストセージ

2025.03.05 05:57

https://greensnap.jp/article/9012 【アメジストセージの花言葉|花の香りや特徴、効能はあるの?】より

紫色をした美しい花を咲かせるアメジストセージ。こちらはどのような花言葉があるのでしょうか。

このページでは、アメジストセージの花言葉だけでなく、花期や花の特徴、由来など基本情報をまとめています。

アメジストセージの花言葉は、「家族愛」、「家庭的」です。

アメジストセージの花言葉の由来

アメジストセージ 紫色の花

アメジストセージの花は先端に小さな花をたくさんつけて、穂のように見える特徴があります。たくさんのお花が寄り添っている様子は、まるで家族のよう。そのことから、「家族愛」、「家庭的」という花言葉がつけられました。

アメジストセージの花の基本情報

学名 Salvia leucantha  科・属 シソ科サルビア属  原産国 中央アメリカ

別名サルビアレウカンサ、メキシカンブッシュセージ、メキシカンセージ、ベルベットセージ

アメジストセージは「Amethyst sage」とつづります。天然石のアメジストをご存じでしょうか。こちらは紫水晶とも呼ばれます。

アメジストセージの花の色は紫です。花は小さいですが、稲穂上に集まって咲く様子は色濃く見え、しっかりとした紫に見えます。そのためアメジストとつけられました。

では「sage」とは何でしょうか。こちらはハーブとして利用されるセージのことです。こちらはラテン語の「salvus」が由来しています。「salvus」は「健康」、「治療」という意味があります。この種類の植物には、薬用になるものが多いことからつけられました。

ちなみに、「salvus」はフランスに入った時に「sauge」と変化し、イギリスに入って現在の「sage」へと変化したといわれています。

アメジストセージの花の特徴

アメジストセージは短日植物です。日が短くなることを感じると、花を咲かせようとする特徴があります。花期は、9月から11月で、花の色はアメジストという名前からもわかるように紫色をしています。しかし、よく見ると、小さな花1つ1つは白やピンクをしています。

ではなぜアメジストセージの花は紫に見えるのでしょうか。その理由はガクにあります。アメジストセージの花弁1つ1つをまとめているガクの色が赤紫になっています。花はガクから飛び出すように開花する特徴があります。そのため、全体的に見ると紫に。ガクは身近な毛で覆われていますので、ビロード生地のようにやわらかい特徴があります。

花穂はまっすぐすっと長く伸びた花茎の先端に紫のお花がつくため姿勢がよいです。背丈は50センチから150センチほど。密集して咲くと非常に美しいです。

セージというと、ハーブを想像しますよね。しかし、アメジストセージは薬効のあるものではありませんので、花を楽しむ鑑賞目的で育てられることがほとんどです。

アメジストセージの花の香り

アメジストセージは香りがあります。それはミントのようなすっきりした香りをしています。お庭にたくさん植えると、外に出ただけで良い香りがすることもあります。香りを楽しみたい方にもおすすめです。

花だけでなく葉からも香りはしますので、ぜひお迎えしたら香りを楽しんでみてくださいね。

観賞用ハーブで人気アメジストセージの花言葉も楽しもう

アメジストセージは薬効が特にないことから、観賞用ハーブとして利用されます。アメジストセージは暖かい場所を好みますので、日当たりのよい場所で育ててあげましょう。

鉢植えで育てる場合は、根腐れしないよう水やりに注意をしてください。またドライフラワーにも向いていますよ。麻ひもでくくってドライフラワーを作ってみませんか。

素敵な花言葉もとても魅力的ですよ。


https://ameblo.jp/yujyaku/entry-12496080902.html 【感触は毛布の如きアメジストセージ】より 

■ 感触は毛布の如きアメジストセージ  

        ( かんしょくは もうふのごとき あめじすとせーじ )

秋も深まり冬に向かわんとするこの時節、時々毛布のような温かい感触の草花を見かけることがある。その草花の名は「アメジストセージ」。

アメジスト(紫水晶)という宝石の名を冠するこの草花は、鮮やかな紫色の花を草全体に咲かせ、得も言えぬ華やかな景を作る。

本日の掲句は、そんな草花を実際に触ってみた感触をそのまま詠んだ句。「アメジストセージ」は季語でないので、本句では「毛布」が季語。但し、「毛布」は冬の季語なので、本句は冬の句としたい。

ところで、「セージ」が付く花は他にもいろいろある。しかも、「セージ」が付く花は大概「サルビア」の付く別名を持つ。「アメジストセージ」にも、「サルビア・レウカンサ」という別名がある。

「サルビア」と言えば、大概の人は、あの燃えるような真っ赤な花を思い浮かべると思うが、それは「サルビア・スプレンデンス」と言うサルビアの一種。「サルビア」は植物分類上の属名で、500種以上あると言われている。

「セージ」は、ラテン語の「サルビア」の英名で、主として栽培種に付けられるとのこと。だから、「セージ」の付く草花には、大概「サルビア」の別名があるのである。

最近は、この「セージ」「サルビア」の付く草花をよく見かけるが、中でも人気が高いものに以下のものがある。

 【メドーセージ】        【チェリーセージ:ホットリップス】

(サルビア・グァラニティカ)     (サルビア・ミクロフィラ)

話は戻って、「アメジストセージ」に関しては、過去に以下の句を詠んでいる。

     冬晴れのアメジストセージ毛は柔き

この句も、花の柔らかい印象に着目して詠んだ句である。

アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)は、シソ科サルビア属の多年草。メキシコ、中央アメリカが原産地。草丈は60cm~1.5m。花期は8月~11月。別名に「メキシカンブッシュセージ」がある。

薬用植物としても有名で、疲労回復や消化促進、解熱に効果があるといわれている。葉の採取は初夏、日陰に干して乾燥させる。主成分は揮発油、ジテルペン、フラボノイド、フェノール酸、タンニン。

アメジストセージは季語でないので、それを詠んだ句はほとんどない。従って、参考句は割愛する。