三月も十日過ぎた
2025.03.09 09:51
今年、ひとつ目の上演テキスト書きにとりかかる。
前から考えていたことだが、今後しばらく、長めの文書は手書きを基本にしようと思っている。
柔らか目の鉛筆を数本削り直し、引き出しの奥から「黒色テント」マークのついた自家用原稿用紙の束を引っ張りだす。このご時世、書き終えた後の処理に多少の手間がかかり、周囲の手助けも必要になるだろう。
万事承知の上で、ひとり言葉を紡ぐ、体と手仕事の感触をもう一度だけ取り戻してみたい。