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タテイト珈琲店

雨が2月を連れてくる

2019.01.31 13:21

冷たい雨が1月を洗い流す。

明日から2月。今が一年で最も寒い時期でしょうか。

寒さは募れど、日は確実に長くなっていることを実感します。



毎年、二月はどんなことを思って暮らしていたのだろうと、日記を読み返していました。


大したことは書いていないけれど、3年前の2月1日の日記に妙な言葉がありました。


眠れぬ夜を過ごしたのでしょう。

"昨夜は変な眠り方だった。浅く長く眠ったような、でも時間的には長くない。砂漠の上をスーッとすべるように眠った"

と日記には書かれていました。


砂漠の上をスーッとすべるように眠る。

手前味噌ながら、これはなかなか。

と同時に、なぜ僕はこんな言葉を使ったのか。


砂漠はおろか鳥取砂丘にすら行ったことがないので、砂漠の何たるかを知るわけではありません。

でも、足を踏み入れるとズブズブと沈んでゆくようなイメージ。

沈んでゆくというのは、深い睡眠や質の良い眠りの比喩。

それを尻目に僕は砂上をすべる。

深い眠りはすぐそこにあるのに、掴めないもどかしさ。


この言葉が表出した背景は、こんな感じでしょうか。

3年前のことは覚えていません。

そして、今の僕からはこの表現は出ない。

何かが失われたようで残念だけれど、過去の自分が別人のように感じる瞬間は嫌いではありません。


日が少しずつ長くなるように、自分自身も少しずつ。