“官製談合事件”2つの初公判を傍聴 2人の被告の相反する証言
2019.01.31 10:42
周南市の官製談合事件の初公判が開かれたので傍聴してきました。(↑上はニュースで流れた画像 中央手前右側が私・井本)
裁判は市の職員と建設会社社長が罪に問われたものの2つがあり、昨日と今日の2日続けて山口市の地方裁判所で開かれました。
裁判は初体験 まるでドラマ
私は裁判を傍聴するのは初めての経験でしたが、ドラマでよくあるような感じで進行していきました。今回の裁判は整理券が配られ抽選によって傍聴券(定数43席)が配布されましたが、傍聴者は半分くらいだったので2日間とも席につけました。
1月30日 市職員の初公判
「金額の漏えいしていない」「一切ない」
被告の市職員は起訴内容を否定しました。
裁判で冒頭に検察官から起訴状が読み上げられ、その内容に間違いや言っておきたいことを聞かれると被告は冒頭のようにはっきりと否定しました。また弁護士からも、「共謀はしていない」「無罪だ」と発言がありました。
検察官からは犯行に至る経緯などが示されましたが、正直言って初傍聴で専門用語や早口の言葉が慣れなくて聞き取れない部分もありました。
その中で、犯行の証拠の柱は会社社長と従業員の供述や電話の記録やメモ等だと言っていたように思います。
この日の公判は30分ほどであっという間に終わり、今後どの部分を争うのかを示し、反証や情報の開示を求めながら裁判が続いていくようでした。
1月31日 建設会社社長の初公判