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マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編64』

2019.02.01 23:00

「直己、どうした?」



『酷く慌ててどこかに出掛けたってマネージャーに聞いてな。今どこだ?』



「心配してくれてたの?サンキュー」



『なんかあった?』



「うん、直己からさ、微妙にタイミングのズレた着信がさ、もしなかったとしてもね」



『え⁉︎』



「未遂で終わってたよ」



『なんの話してんだ?色恋沙汰か?』



「まぁね。東京に帰ったら話すから、朝まで付き合え」



『構わないけど、今どこにいる?』



「沖縄」



『そっか』



『刃傷沙汰になりそうなら、東京に帰ってからやれよ』



「なにそれ?」



『すぐに助太刀に行くから、俺の到着が間に合う距離でやってくれ』



「直己…まさか俺のこと」



『勘違いすんな。メンバー愛だ』



「知ってる。てか、何と勘違いするって?」



『そこ掘り返さなくていいから』



「直己?」



『ん?』



「多分…いい意味でも悪い意味でも、近々呼び出すかもしれないよ」



『そっか』



「うん」



『真夜中でも飛んでってやるよ』



「…ありがとな」



直己と通話しながらコンビニの中を歩き、ある商品の前で立ち止まった。



「なぁ」



『どうした?』



「バレンタインってさ。別に男から渡してもいいんだよね?」



『最近は男からってシチュエーションもあるみたいだな』



「だよね、俳優の竹内くんが言ってるの見たことある」



『ただし、本番はまだずっと先だぞ』



「渡したくなった日が、その人にとってのバレンタイン…ってのもありじゃない?」



『確かに、一理あるな』



「甘いものって、どんなに落ち込んでたり、不安な時でも、口に入れると落ち着くことあるもんね」



「おし!これ買って帰ろ」



『なんだ?不安なことでもあんのか?』



「俺?いや、俺じゃない」



『…やっぱり誰かと一緒にいるんだな?』



「まぁね」



『俺の知ってる人か?じゃなかったら、今度紹介しろよ』



「もちろんだよ。未来もずっと家族ぐるみで付き合っていくんだよな、俺ら」



『そうさ、だからいつでも頼ってくれよ』



「ありがとね、直己」



電話を切ってから、直人は小さなパッケージに入ったイチゴのチョコレートを購入した。



レジを済ませるといいタイミングで、まりあからLINEが入った。



つづく